注目の3作品はこちら！
本展で展示予定の珠玉の作品をご紹介します！
【万博でアジア初公開】「ファルネーゼのアトラス」西暦2世紀 ナポリ国立考古学博物館
古代彫刻の最高傑作と称される「ファルネーゼのアトラス」は、重い天球を抱えるギリシア神話の巨神アトラスが象られています。その天球に精緻に刻まれた星座や黄道十二宮とともに、古代彫刻の真髄を伝える極めて希少な作品です。
ペルジーノ「正義の旗」1496年 ウンブリア国立美術館（ペルージャ） （C）Galleria Nazionale dell‘Umbria
レオナルド・ダ・ヴィンチと並び称されるラファエロの師であり、大きな影響を与えた巨匠ペルジーノの代表作「正義の旗」。ペルージャの宗教団体の行列のために描かれ、深い信仰心と精神性を表現しています。
【本展で日本初公開】（左）レオナルド・ダ・ヴィンチ「アトランティコ手稿」第156紙葉 表「水を汲み上げ、ネジを切る装置」 1480-1482年頃 アンブロジアーナ図書館、（右）レオナルド・ダ・ヴィンチ「アトランティコ手稿」第1112紙葉 表「巻き上げ機と油圧ポンプ」 1478年頃 アンブロジアーナ図書館 （C）Veneranda Biblioteca Ambrosiana／Metis e Mida Informatica／Mondadori Portfolio.
ルネサンス時代に活躍した万能の天才・レオナルド・ダ・ヴィンチの「アトランティコ手稿」は、数学・天文学から植物学・動物学、さらには土木工学や軍事技術にまでおよぶ幅広い知的探究を収め、レオナルドの高い知性を余すところなく示しています。
＼from Editor／
万博で大行列となっていたイタリア館だけに、入館を諦めた人も多いのでは？ 本展は日時指定予約優先制ですが、こちらも上限に達し次第受付終了だそう。興味があるなら先にチケット購入＆予約がおすすめです！
日伊国交160周年記念 大阪・関西万博開催記念 特別展「天空のアトラス イタリア館の至宝」
2025年10月25日（土）～2026年1月12日（月・祝）
大阪府大阪市天王寺区茶臼山町1-82（天王寺公園内） 大阪市立美術館
06-4301-7285（大阪市総合コールセンターなにわコール／8:00～21:00 ※年中無休）
開館時間：9:30～17:00（入館は16:30まで）
休館日：月曜（祝日の場合は開館、翌平日休）、年末年始（12月29日～1月2日）
料金：【一般】1,800円、【高校生・大学生】1,500円、【小学生・中学生】500円
※コンビニ･プレイガイドでチケットを購入した場合も、公式オンラインチケットで日時指定予約が必要です。
※最新のチケット情報は公式ホームページでご確認ください。
※最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください。
写真／大阪市博物館機構 文／小林 梢
