レッドブル・レーシングは、F1アメリカGPのフォーメーションラップ中にチームメンバーがスターティンググリッドに再入場したとして、5万ユーロ(約880万円)の罰金を科した。今シーズン残りの期間中に同様の違反が繰り返されなければ、このうち半額の支払は免除される。
F1アメリカGPのスチュワードは、決勝レース終了後にレッドブル・レーシングの代表者を召喚。聞き取り調査の結果、FIA国際競技規則第12.2.1.h項および第12.2.1.i項に違反したと判断した。
「フォーメーションラップ開始後、ピットマーシャルがゲートを閉め始めた瞬間、チームメンバーのひとりが第2グリッド付近のゲート1のゲートウェルエリアに再入場した」
スチュワードは声明でそう説明した。
「ピットマーシャルの報告によれば、当該のチームメンバーは、ゲートウェルエリアの進入を阻止しようとしたマーシャルの求めに、反応しなかったようだ」
「チームの代表者は聴聞会で、チームメンバーから、マーシャルが彼を止めようとしたことは知らなかったと伝えられたと述べた。しかしながらスチュワードは、グリッドが整った後にコースに入ること、またはレースに向けてコースを準備するための安全対策を妨害することは絶対に禁止されていることを、チーム関係者やその他の関係者は認識しておくべきであると判断した」
「したがって当該関係者が、オフィシャルの指示を理解したかどうかに関わらず、レース開始前にゲートを閉鎖するプロセスを妨害または遅延させることは、安全を脅かす行為とみなされ、チームに重大なペナルティを科す必要がある。再発防止のため、罰金の一部は執行が猶予される」
なお当該のチームメンバーが、なぜグリッド上に戻ろうとしたのかは明らかになっていない。

