新日本プロレス1・4東京ドーム大会で、引退試合に臨む棚橋弘至の相手はやはり「あの男」なのか。
10月17日・18日に米プロレス団体WWEの日本興行が東京・両国国技館で開催された。元新日で現在はWWEで大活躍する中邑真輔が凱旋勝利を飾った後、リング上でマイクパフォーマンスを披露した際に「日本、愛してま~す!」と言って、棚橋のお決まりの台詞で締めたのだ。
これに棚橋は自身のXで〈ん? なんか聞こえたような…〉と反応。これで俄然、まだ発表されていない引退試合の相手に、ライバルである中邑が浮上したのだ。とはいえ、誰もが熱望するカードながら、「大人の事情」でハードルはかなり高いとみられている。
9月30日には東京・歌舞伎町シネシティ広場で、1・4東京ドーム大会について、棚橋は公開記者会見の場を用意していた。
「プロレス関係者の間では、中邑との対戦を大々的に発表すると言われていました。ところがフタを開けてみれば、新しいコスチュームで出場する、と報告したくらい。肩透かしをくらった一方で浮き彫りになったのは、交渉が難航しているということ。新日本と提携しているのは、もうひとつの米団体AEWです。WWEとはバチバチの関係にあり、いくら新日出身の中邑といえど、簡単に出場を認めるわけにはいかないのでしょう」(格闘技ライター)
最近では新日の高橋ヒロムが日本のプロレス団体ノアに参戦。「外敵」としてGHCジュニアヘビー級王者として暴れ回っている。10・11両国大会では棚橋もノアマットに上がり、会場を盛り上げた。前出・格闘技ライターが裏事情を明かす。
「先日、ノアのYOSHIKI INAMURA(稲村愛輝)がWWE・NXTで武者修行をして復帰したように、ノアはWWEとの距離感が近く、交流を図っています。新日が急速にノアに接近しているのは、中邑戦の実現に向けて、交渉の窓口として協力してもらう思惑があるともっぱらなんです」
1・4東京ドーム大会の、チケットの売れ行きは好調。棚橋×中邑戦が実現するなら、完売は夢ではないだろう。
(風吹啓太)

