
俳優の水上恒司が10月20日、都内で開催された映画「WIND BREAKER/ウィンドブレイカー」(12月5日[金]公開)キックオフイベントに、木戸大聖、綱啓永、JUNON、萩原健太郎監督と共に登壇。共演者たちからの暴露に慌てる場面があった。
■守るために拳を振るうワルたちの闘いを描く
同作は、にいさとるによる同名漫画を映画化したもので、破壊ではなく守るために拳を振るうワルたちの闘いを描く新しいヒーローアクション。けんかだけが取り柄の孤独な高校生・桜遥(水上)は、“不良の巣窟”と恐れられる風鈴高校のてっぺんを取るため、街の外からやってきた。そこで桜は、風鈴高校の生徒たちが「防風鈴=ウィンドブレイカー」と呼ばれ、街を守る存在へと変ぼうを遂げていたことを知る。桜は戸惑いながらも防風鈴のメンバーとして、楡井秋彦(木戸)、蘇枋隼飛(綱)、杉下京太郎(JUNON)ら仲間と共に街を守るための闘いに身を投じていく。
■演じる上での課題は“弱さ”の表現
登壇した水上は「萩原さんの演出を受けながら、『俳優の気持ちの移ろいにとても関心があって、それをめちゃめちゃ尊重してくださる監督だな』と、桜を演じながら感じました。そういう“人間がやる”という生々しさみたいなものが、今回の作品にはとても反映されているのではないかと思います」と述懐。
また、演じる上で意識したことについて「(課題は)“弱さ”みたいなものをどう表現するかだったんですよね。桜が照れるという感情が1つのキーになっているのですが、それをあまりにも近づけ過ぎるとキャラクターチックにはなるんですけど、『実際の人間ってこんなに照れるか』というと、自分に落とし込んだ時にそれはなかったので、それを(落としどころを見つけて)どう整理するかというのを意識して、攻撃性だったり、暴力性だったりがどう移ろいでいくかっていうのを軸に描きました」と明かした。
■共演者からのふいの暴露に大慌て
さらに、役との共通点について聞かれると、「野球をやっているときに勝つためにチームプレーをするのはできるんですけど、その後のプレイベートはすっといなくなるっていう(苦笑)。良くないなと思いながらも、(桜と)似てるなぁって」と吐露。
すると、綱が「そんな感じはありましたね。孤高でした」と語り、JUNONも「最初はどう話しかければいいか分からなくて…。僕も人見知りなところがあって、あまり話すことができないタイプなのですが、(水上は)もっと壁を感じるというか。撮影以外はずっと本を読んでいたので、話しかけられないんです」と水上の“孤高”な一面を暴露する。
対する水上が「違うよ! 綱さんとJUNONさんは、現場でずっと携帯ゲームしてるんですよ。あれは若者として良くないと思うな。むしろこっちが壁を感じる」と慌てて言い返すが、綱から「コミュニケーション取りながら、同じゲームしてたんだよ。しかも、『ウィンドブレイカー』のゲーム。作品のために」と反論されてがっくり肩を落として会場を沸かせた。
◆取材・文=原田健

