
「アイドリッシュセブン First BEAT! 劇場総集編」【前編】(全国劇場にて公開中)の公開御礼舞台挨拶が、10月19日にグランドシネマサンシャイン 池袋にて開催。完璧なパフォーマンスを追求するトップアイドルグループ「TRIGGER」より、羽多野渉(八乙女楽役)、斉藤壮馬(九条天役)、佐藤拓也(十龍之介役)の3人が登壇した。
■キャスト陣、TVアニメ「アイドリッシュセブン」第1期を振り返る
冒頭のあいさつでは、TVアニメ「アイドリッシュセブン」第1期の放送から年月を経て、キャスト陣が改めて本作を振り返り、率直な感想を語り合った。斉藤は「細部まで覚えているところもあれば、7年ぶりに見て気づくところもある」と振り返りつつ、自身が大好きな六弥ナギの存在に触れて、「プリーズ、ミュージック」のシーンに抱く思いを披露。「僕たちは声優で、アイドル役を演じている立場だけど、あのセリフから“本物のアイドルって、人の苦しみや辛さを笑顔に変える存在なんだ”と感じさせられた」と胸中を明かした。
続けて話題を振られた佐藤は「この当時のTRIGGERを観ていて、俺達こんなにギスギスしていたんだ、と思った」と苦笑。「アイドリッシュセブン」1期のTRIGGERを「初期トリ(初期TRIGGER)」と名付け、「“初期トリ”はずっと喧嘩していた。今は仲良くなって、本当によかった」と、これまでの歩みを振り返った。
【前編】ではあまり出演シーンが多くないTRIGGERの3人。羽多野は「僕らが今日3人でここに立って一番伝えたいのは、“【後編】に乞うご期待!”ってことなんですよ」と声を張り上げた。

■羽多野渉、劇場版仕様「SECRET NIGHT」の裏話を披露
話題はそのまま、「SECRET NIGHT」について。佐藤が「先日改めてレコーディングしましたよ」(本楽曲は11月19日[水]発売アイドリッシュセブン 10th Anniversary Album “CARILLON”に収録)と明かすと、会場からは大歓声が起こった。
また、劇場総集編のライブシーンで流れた「SECRET NIGHT」については「“Ah”、デカくなかった?」と笑いながら続けると、客席から「最高です!」と熱いレスポンスが飛んだ。斉藤も「耳テロされました」と頬を染めて迫力を語ると、羽多野は「劇場用ということで音響を作り直しているんです」と裏話を披露。「あれ、こんな感じだったっけ?って、自分たちでも思った」と振り返ると、斉藤も「知らない音が聞こえる。こだわりが詰まっている劇場総集編なので、ぜひ何度でも見てほしい」と呼びかけた。
続いて、印象に残ったシーンについての話題に。羽多野は「和泉兄弟のファンなので、ふたりのやり取りはいつ見ても泣いてしまう。自分たちもステージを経験しているからこそ余計に。これまでパーフェクトにやってきた彼が、ショックで走る姿に思わず“増田!!”って(和泉一織役の)声をかけたくなっちゃう」と振り返ると、斉藤と佐藤からすかさず「それ役者!」とツッコミが入り、会場は笑いに包まれた。
続けて斉藤が「その後に一織が泣くじゃないですか。泣いちゃうよ、そりゃ」と共感を寄せると、羽多野も「そこは観ていてグッときちゃいますよね」と続けた。また佐藤は、「完璧にマネジメントされたTRIGGERと、これから始まるIDOLiSH7。対比だと思うんですよね」と分析。「それがあったからこそ、IDOLiSH7は“自分たちはこれからだ”と思って踊る。その姿がすごく可愛くて。今の彼らなら、もうあんな小さなキャパの会場には収まりきらないですよね」と語った。
さらに斉藤は、「天のように完璧に見える人でも不完全な部分がある。だからこそ、楽と龍が隣で支えてくれる。それに気づいて成長していくのが『アイドリッシュセブン』のシナリオの良さだと思います。役者としても、そうなんだとすごく感じさせてもらっている」と思いを込め、羽多野と佐藤に向かって「おふたりの芝居の安定感が本当にすごい。ありがとうございます」と感謝を伝える場面も。ふたりも笑顔で「お互いさまです」と返し、会場は再び拍手に包まれた。最後に斉藤は、「だからこそ、TRIGGERは最高で最強のグループだなと思いました」と言葉を結んだ。
その後はフォトセッションへと移り、3人がステージ中央に並び息ぴったりにTRIGGERポーズを披露すると、客席からは「かっこいい!」「かわいい!」と歓声が飛び交った。
■羽多野渉、斉藤壮馬、佐藤拓也がファンへの感謝の言葉を贈る
イベントの締めくくりには、キャスト陣からファンへの感謝の言葉が贈られた。佐藤は「アプリから始まって、アニメになるぞ!となり、みんなでワクワクしながら収録した日々を思い出します。長い時間をアイドルと、スタッフと、そして応援してくださる皆さんと歩んできました。ひとつの思い出がこの総集編として出来上がったということで、感謝の気持ちでいっぱいです。ぜひ、何度でも思い返して、引き続きみんなに愛を注いでください」と語った。
羽多野は「『SECRET NIGHT』を(アイドリッシュセブン 10th Anniversary Album “CARILLON”のために)久しぶりにレコーディングしたときに、改めて“最高の楽曲を用意してくれていたんだな”と、楽曲チームに感謝しましたし、10年という時を超えても、皆さんに愛され続けているのだと実感できました。総集編を観ていただくというのは、彼らアイドルたちの歩みをアルバムをめくるように思い返すことでもあり、それがまた未来へとつながっていく。そんなふうに応援していただければ、これからの未来でも、たくさんの場面で皆さんにお会いできるのではないかと思います」とこれまでの歩みに感謝を込めた。
最後に斉藤は、「“本気でやる”ということは、すごく苦しくて、すごく大変で…でも、だからこそ、めちゃくちゃ楽しいし、めちゃくちゃ感動するんだなと。どこか僕はそのことを忘れていたのではないかと思うほどに、本気になることと向き合わせてくれる劇場総集編【前編】でした。我々TRIGGERも、これからさらに成長して、もっともっと皆さんに最高のパフォーマンスをお届けできる存在になると約束します。そして『アイドリッシュセブン』という作品も、10周年を経て、まだまだたくさん楽しいことが待っています。これからも、皆さんと一緒に歩ませてください」と力強くコメント。会場には大きな拍手が響き渡った。


