フェラーリは、世界耐久選手権(WEC)で活躍中のアントニオ・フォッコを”ルーキー”として起用し、F1メキシコシティGPのFP1で走らせる予定だ。
29歳のフォッコはWECでフェラーリ499Pの50号車を走らせており、フェラーリF1チームの開発ドライバーも務めている。フェラーリの育成ドライバーとして2018年までF2を戦っており、2015年にレッドブルリンクで行なわれたインシーズンテストで初のF1テストを経験。さらに2020年のヤングドライバーテスト、2021年と2024年にはヤス・マリーナ・サーキットでのポストシーズンテストにも同チームから参加している。
ミック・シューマッハーがフェラーリ・ドライバー・アカデミーのドライバーに選ばれた後、フォッコは2019年にフェラーリのF1シミュレーターチームに昇格。2020年からはスポーツカーレースに主戦場を移し、2023年からはフェラーリAFコルセのドライバーとしてWECハイパーカークラスを戦っている。2024年にはニクラス・ニールセン、ミゲル・モリーナとともに、チームをル・マン24時間レースの優勝に導いた。
フェラーリは、フォッコがメキシコのFP1で、シャルル・ルクレールとルイス・ハミルトンのどちらのドライバーと代わるのか、まだ明かしていない。
F1ではレギュレーションで、金曜日のフリー走行でF1参戦2戦以下のルーキーを各マシン2回ずつ、計4回起用する義務がある。フェラーリはバーレーンで、F2に参戦しているディノ・ベガノビッチをルクレールのマシンに乗せ、FP1で走らせている。
メキシコでは他のチームもルーキーを起用する予定であり、マクラーレンはインディカードライバーのパトリシオ・オワード、レッドブルはF2ドライバーのアーヴィッド・リンドブラッドを起用。アストンマーティンはジャック・クロフォード、ウイリアムズはルーク・ブラウニングを走らせる予定だ。

