
アニメ「ウマ娘 シンデレラグレイ」(毎週日曜昼4:30-5:00、TBS系ほか/ABEMA・ディズニープラス・Hulu・Lemino・TVerほかで配信)の第16話「世界レベル」が10月19日に放送された。迫るジャパンカップに向けて海外ウマ娘たちも全員来日。それぞれの動向が描かれる中、不気味な存在となるオベイユアマスター(CV.石上静香)に、SNSでは「こわ!」と視聴者の注目が集まった。(以降、ネタバレが含まれます)
■不気味な存在、オベイユアマスター「こっわ!」
前話に続き、ジャパンカップに向けて闘志を燃やす各ウマ娘の動向が描かれた第16話。今回は特に海外勢の状況にスポットが当てられたが、中でも不気味な存在として描かれ、視聴者の話題をさらったのがオベイユアマスターだった。
凱旋門賞を制した欧州王者のトニビアンカ(CV.甲斐田裕子)、前年のジャパンカップの雪辱に燃えるムーンライトルナシー(CV.関根明良)、フィジカルを誇るミシェルマイベイビー(CV.高垣彩陽)、オセアニアチャンピオンのエラズリープライド(CV.富田美憂)。海外から参戦する錚々たるメンバーに心躍り、藤井記者(CV.高橋大輔)は特集を組むべく情報収集に走る。
確固たる自信とプライド、恵まれた体躯と破格のフィジカルなど、さすがは世界レベルの猛者たちと舌を巻く藤井だったが、オベイユアマスターだけは行方が分からない。彼女はここまで23戦3勝、GIは0勝というパッとしない成績ではあるが、かえって情報が少なすぎることが藤井に不気味さを感じさせる。
そんなオベイに、記者に扮して偵察に入っていたベルノライト(CV.瀬戸桃子)は偶然にも遭遇する。思いのほかフレンドリーだったオベイから少しでも情報を引き出そうと質問を重ねるベルノだが、返ってくるのは的を射ない答えばかり。しかし、ボロが出ないうちに撤収しようとしたそのとき、オベイの雰囲気が一変する。
カサマツ時代のことから先日の天皇賞(秋)のことまでオグリキャップ(CV.高柳知葉)のことを調べ上げていたオベイ。しかも、ベルノのことまでバレていた。本編ラストでは灯を消した一室で、タマモクロス(CV.大空直美)との激闘となった天皇賞(秋)のVTRを流し、部屋中には競走相手たちの情報記事を貼っていたオベイの姿が…。
ベルノの報告書には「こわい!こわい!こわい!」と書き込まれ、SNSへの視聴者コメントも「かわいいと思ったら、こっわ!」「第一印象コワイになっちゃったよオベイさん」「オベイさん、得体が知れなすぎる」などの感想で注目を集める存在となっていた。
■ゴールドシチーの供給に「うれしたまらん!」
対する日本勢。タマモは雨の中でも変わらず走り込みを続けており、「天皇賞(秋)で自信が確信に変わった。ウチの脚は誰にも、世界にも負けへん。日本一は獲った、ほなら次は世界一や。でもって有マも勝って、タマモクロスの名を歴史に刻んだる」と、気力も自信も十分。世界への気後れは全くないようだ。
一方、タマモとの再戦に闘志を燃やすオグリも体調は万全。何より1本目、2本目、3本目と追い込みのタイムは尻上がりによくなっており、スタミナがついてきた証拠だった。さらにもう少し本気のトレーニングを積ませたかった六平(CV.大塚芳忠)は、「あいつに頼んでみるか」と、あるウマ娘に併せを依頼。それがゴールドシチー(CV.香坂さき)だったことで、「ここでシチーの供給うれしいたまらん!」「ジャパンカップのライバルなのに良き関係」と視聴者も反応。
その後のオグリから「シャンプーはなにを使っているんだ?」と尋ねられたときは満面の笑顔を見せ、「シチーさん、どんどん表情豊かになってきて最後やられた」「ほんとサラッサラでいい匂いしそう」「気になったのそれかいw」と、2人のやり取りにほのぼのとしたコメントが送られていた。
次回第17話は「ジャパンカップ」。迫る出走に、「激アツ展開確定」「さあオベイユアマスターはどんな走りをみせてくれるのか」「ウマ娘たちの輝きをアニメで見届けたいな」と、SNSには期待のコメントが多数踊っていた。


