フォーミュラEは10月20日に、2025/2026シーズン(シーズン12)に向けた開催カレンダーと新レギュレーションを発表した。
2025/2026シーズンに向けては、既に暫定カレンダーが発表済みで12月のサンパウロE-Prixで開幕することも決定済みだったが、一部レースは未発表状態となっていた。
今回発表された正式カレンダーでは、未発表だったレースが第11戦(6月20日)として、中国沿岸部の都市である三亜で開催されることが明らかになった。三亜でのフォーミュラE開催はシーズン5(2018-2019)以来となる。この結果、フォーミュラEシーズン12は全11都市17レースとなることが決まった。なおシーズン12では上海でもレースが行なわれるため、中国国内では2回フォーミュラEが開催されることとなる。
加えてシーズン12に向けてはレギュレーションの調整も行なわれ、一部フォーマットに変更が発生する。
まず予選フォーマットではグループステージのセッション時間が10分間に短縮。またデュエルラウンド間のインターバルも縮められ、よりスピーディで競技性の高い、観戦しやすいフォーマットを実現するとしている。
さらにアタックモードについても変更がある。ピットブースト導入のレースでの使用可能回数が1回となった一方で、非ピットブーストレースでは2回使用可能となる。またアタックモードの所定の使用時間を完全に消化する義務も撤廃された。
財務規定ではチームの出産・育休手当がコストキャップの対象外とされるなど、フォーミュラEの掲げる女性活躍推進戦略および包括性へのコミットメントも反映されている。
またその他には、マイアミでルーキーフリープラクティスが、マドリードではルーキー・コレクティブ・テストが実施されることが決定。ルーキードライバーにとっては貴重な走行機会の増加となる。
フォーミュラEの共同創設者でチーフ・チャンピオンシップ・オフィサーを務めるアルベルト・ロンゴは、今回の発表に際し次のようにコメントした。
「シーズン12は、ABB FIAフォーミュラE世界選手権がさらなる発展を遂げる重要なシーズンとなる。中国での活動を強化する三亜でのレース復活、そして競技性と公平性の両立を目指す新たなレギュレーションの導入は、その象徴的な取り組みだ。特に、出産・育休手当をコストキャップから除外するという改定は、フォーミュラEにとって画期的な取り組みであり、チームが大切なライフイベントを迎えるメンバーを、妥協なく支援できるようになるという点で画期的だ。同時に、競技フォーマットの改善やカレンダーの拡大は、フォーミュラEがこれまで以上にエキサイティングで先進的なシーズンを届けるというミッションを体現している」
フォーミュラE シーズン12開催予定
1 ブラジル サンパウロ 2025年12月6日
2 メキシコ メキシコシティ 2026年1月10日
3 アメリカ マイアミ・インターナショナル・オートドローム 2026年1月31日
4 サウジアラビア ジェッダ 2026年2月13日
5 サウジアラビア ジェッダ 2026年2月14日
6 スペイン マドリード(ハラマ) 2026年3月21日
7 ドイツ ベルリン 2026年5月2日
8 ドイツ ベルリン 2026年5月3日
9 モナコ モンテカルロ 2026年5月16日
10 モナコ モンテカルロ 2026年5月17日
11 中国 三亜 2026年6月20日
12 中国 上海 2026年7月4日
13 中国 上海 2026年7月5日
14 日本 東京 2026年7月25日
15 日本 東京 2026年7月26日
16 イギリス ロンドン 2026年8月15日
17 イギリス ロンドン 2026年8月16日

