石油企業大手のレプソルが、ロードレース世界選手権MotoGPのMoto2及びMoto3クラスのエンジンオイルサプライヤーとなることが発表。レプソルがMotoGPの世界に戻ってくることとなった。
レプソルは長年、ホンダのタイトルスポンサーとしてMotoGPに関わってきたが、2024年初夏にホンダとの契約を更新しないと発表。彼らの関係は1995年から30年続き、タイトル15回、優勝183回、表彰台455回という驚異的な成功を収めてきたが、一旦終わりを迎えた。
ただレプソルのMotoGP不在は1年で終わることになった。既にmotorsport.comで報じていたが、彼らは2026年シーズンからMoto2とMoto3の独占オイルサプライヤーとしてMotoGPの世界に戻ってくることが発表された。
合わせてレプソルは来シーズンの1戦でタイトルスポンサーも務めることとなる。
シリーズを運営するドルナのチーフコマーシャルオフィサーを務めるダン・ロッソモンドはレプソルのMotoGP復帰を次のように歓迎した。
「MotoGPファンなら誰もが、レプソルがこのスポーツにおいて卓越し成功してきた存在であることを知っているだろう。我々はレプソルの復帰をとても嬉しく思う」
「Moto2およびMoto3の潤滑油サプライヤーとして、ライダーやチームは最高品質のテクノロジーを得ることになる。さらに、グランプリのタイトルスポンサーを務め、サーキットにその名を掲げることになるのも素晴らしい」
「MotoGPが引き続き目覚ましい成長を遂げている今こそ、レプソルを公式パートナーとして迎え入れ、新たな章を共に描く最良のタイミングだ」

