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【GLEAT】G-REX戦へリンダマンが中嶋に通告「10月9日まで強くなり続けてやる」

【GLEAT】G-REX戦へリンダマンが中嶋に通告「10月9日まで強くなり続けてやる」

『G PROWRESTLING Ver.94』CITY HALL & GALLERY GOTANDA(2025年9月18日)
○中嶋勝彦&渡辺壮馬vsエル・リンダマン&山村武寛×

 G-REX前哨戦は王者・中嶋に凱歌。リンダマンは至宝奪還へ向けて「10月9日まで強くなり続けてやる」と誓った。

 シングル2冠王・中嶋は10・9後楽園大会でリンダマンとのG-REX王座V2戦を控える。この日、両者による前哨戦が幕開け。中嶋が渡辺、リンダマンが山村とそれぞれ組んで激突した。

 いきなり両者が先発で対峙。中嶋がローキックを見舞い、グラウンドでもコントロール。控えに下がると、山村が執ように突っかかってきたが、いざ向き合うと中嶋はローキック、ニークラッシャーと足攻めで圧倒。師匠・マサ斉藤さんばりの監獄固めで絞め上げた。

 リンダマンとの2度目の激突では中嶋が串刺しフロントハイキックからのシャッターチャンス式踏みつけ攻撃を敢行。そこに渡辺も加わって陽気にポーズを決める。リンダマンがエクスプロイダーで反撃しても中嶋は蹴り上げ、ランニングローキックと蹴りまくる。負けじとリンダマンはコーナーへのエクスプロイダーで逆襲。クマゴロシを中嶋がスリーパーで切り返しても、リンダマンはバックドロップで応戦。コーナーでの顔面蹴り上げを食らっても、蹴り足をキャッチすると、中嶋の師匠・佐々木健介ばりのトルネードボムを敢行した。

 最後は中嶋がスリーパーで山村を料理。前哨戦は王者が制した。試合後、マイクを持ったリンダマンは「中嶋勝彦。俺たちGLEATはお前にずっと負け続けてきた。中嶋勝彦がこのGLEATのリングに上がってから一回も負けてない。お前はG-REX過去最大、最強のチャンピオンだよ」と悔しさをかみしめながら語りかけた。

 一方で「だけどな、GLEATのファンが笑って会場を後にするためには中嶋勝彦じゃダメなんだよ。石田凱士が負けた、ジュンジェも負けたよ。俺も負けたよ。でもな、中嶋勝彦じゃダメなんだよ」と言い切ったリンダマン。「今日も負けた。今も俺は弱いかもわかんない。GLEATは弱いかもわかんない。小さいかもわかんない。でもな、強くなろうとする気持ち、もっと向上しようとする気持ちはな、中嶋勝彦にも、他の団体にもぜってえ負けねえからな」と反骨心を剥き出しにすると、「一日一日、1時間1時間、1秒1秒、お前とそのベルトとGLEATのためを思って、10月9日まで俺は強くなり続けてやるからよ。10月9日、中嶋勝彦vsエル・リンダマンG-REXタイトルマッチ、楽しみにしとけ」と通告してみせた。中嶋もバックステージで「エル・リンダマン、熱い男だね。しっかりと俺と向き合う覚悟はできてるリンダマン、楽しみだ」と話し、リンダマンの思いを受け取っていた。

【試合後の中嶋&渡辺】

▼中嶋「エル・リンダマン、熱い男だね。今まで隣にいたリンダマンが向かい合う。もちろん覚悟があってのことだと思う。今日のマイクを見てもそうだ。覚悟があるから、それを分かってるから彼の挑戦を受けた。10月9日、楽しみだよ。しっかりと俺と向き合う覚悟はできてるリンダマン、楽しみだ」

※中嶋は先に控室へ

▼渡辺「あ、いっちゃった。今、俺は自由にプロレスやってて、すっごい楽しいし、山村に一つ言いたいことがあるね。なんか解散した後に、ああだったこうだったって言うのは、もうそりゃメンヘラじゃん。それはさ、チームの時に言わないとさ。チームの時に解決していって、よりいいチームにすればよかったのにさ。いまさらそういうこと言われてもさ、ダメよね。ダメですよね? 皆さん。だからね、もっと山村も伸び伸びやった方がいいと思うし、顔がイケメンだから、どうしてもカッコつけちゃうとこあるから。やっぱ、もっと俺を見習って自由にプロレスしていこう!」


【試合後のリンダマン&山村】

▼リンダマン「大丈夫か? 山村」

▼山村「おい、渡辺壮馬。ふざけたプロレスしやがって。あれがあいつの言う自由にやるか? 俺は信念曲げずに、今日はやられたけどな、中嶋勝彦までたどり着いてみせます。その前にG-REXまでたどり着いてやるからな」

▼リンダマン「その前もクソも、俺が負けるみたいじゃん。まあ、いいよ。山村が最後獲られちゃったけど、中嶋勝彦とは初めての前哨戦かな。ちょっとしか触れなかったけど、たった一発蹴り受けるだけであいつの強さはわかるし、隣に立ってよくわかってきた。自分の弱さもGLEATの小ささも俺はよくわかってるつもりだ。休憩中にチラっと聞いた。CIMAさんが言ってた。ファンのみんなが笑って笑顔でハッピーに帰れるような団体。それをやるには中嶋勝彦じゃないだろ。もしかしたらリンダマンですらないのかもしれない。だけどな、俺らの強みはもっと強くなろうとする心、もっと大きくなろうとする心。その向上心がGLEAT、リンダマンの強みだからよ。今はまだ足りないかもしれない。だけど俺がG-REXチャンピオンになって、GLEATをもっとハッピーで、もっと面白い、もっと素晴らしい団体に俺が押し上げるからよ。山村も頑張ってくれた。次は山村かもしれないし、もしかしたら反対側にいた壮馬かもしれないし、引き続き中嶋勝彦かもしれない。だけどな、GLEATは止まらねえぞ。エル・リンダマンは止まらない。G-REXは俺のものだ。10月9日、リンダマンvs中嶋勝彦、GLEATの未来、楽しみにしとけ」

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