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【NOAH】モリス-ガレノ首位対決は両リン痛み分け モリス“結果待ち”で「見守るしかない」

【NOAH】モリス-ガレノ首位対決は両リン痛み分け モリス“結果待ち”で「見守るしかない」

『ABEMA presents N-1 VICTORY 2025』エディオンアリーナ大阪第2競技場(2025年9月17日)
Bブロック公式戦 △ジャック・モリスvsガレノ△

 “首位攻防戦"となったモリスとガレノによるN-1・Bブロック公式戦は意地の両者リングアウト決着。ひと足早く5勝1敗1分けの勝ち点11で全公式戦を終了したモリスは「見守るしかない」とブロック突破を天運に託した。

 開幕から快走してBブロックをリードしてきたモリスが、大阪で早くも最終公式戦。無敗の4勝でその背中を追うガレノとの首位攻防戦に臨み、勝てば文句なしにブロック突破が決まる状況だった。

 ガレノの実兄、イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.とモリスはかつて“NOAHナンバーワン外国人"の座を争ったライバル同士。多くの名勝負を残したが、モリスは弟とも白熱のシーソーゲームを繰り広げた。

 2人は互いに主導権を握らせずに競り合う。ガレノが兄ワグナーJr.ばりに意地になって串刺し攻撃を狙えば、モリスもかつてのライバルのように同じく執ように串刺し攻撃を仕掛けていく。モリスがジャンピングハイキックからヒザ蹴りをねじ込めば、ガレノもハーフネルソンスープレックス、ラリアットの波状攻撃で押し返して両者大の字に。懸命に立ち上がると、エルボー合戦で気持ちをぶつけ合った。

 その後は大技合戦へ。モリスがガレノの巨体をファルコンアローでぶん投げ、フロッグスプラッシュを投下すると、グッドルッキングニーで突っ込んだ。これを避けたガレノはリバースブレーンバスターで応戦。シーソーゲームはなおも続き、ガレノのガレノスペシャル、モリスのタイガードライバーはどちらも不発に。モリスが珍しいスペルラナを決めれば、ガレノも雪崩式ブレーンバスターをコーナー最上段から敢行して、体力を削り合った。

 ガレノはラリアット、ワグナードライバーと得意の大技でたたみかけるが、モリスは沈まない。ロープを掴んで必死に立ち上がると、ガレノを場外に排除。トペスイシーダを2連発で敢行し、さらにはコーナーから決死の鉄柵超えプランチャまで繰り出した。だが、ここまでの激闘で負ったダメージが尾を引き、2人はどちらもなかなかリングに戻れない。這うようにしてエプロンに手をかけたものの、もつれて同時に崩れてしまい、そのまま場外リングアウトに。今N-1初の引き分けとなった。

 ともに意地でも負けられぬ一番は無情のリングアウト決着。これでモリスは5勝1敗1分けの勝ち点11で全公式戦を終了し、2戦を残すガレノの“結果待ち"の状況となった。モリスは「この先どうなるのか見守るしかない。だけど俺は優勝決定戦へ進む運命にあるはずだ。俺はそう信じてるし、みんなも信じてるだろ? N-1 VICTORY 2025はこの俺、ジャック・モリスが制覇する」と天運に託した。

 一方のガレノは“無敗"をキープした形で、自力優勝が可能な優位な立場に。残る9・20浜松大会での丸藤正道戦、9・21宇都宮大会での拳王戦に連勝できればブロックを突破できる。

【モリスの話】「これで俺の全公式戦が終わった。今日は絶対に最後の2点をとるつもりだったけど、できなかった。あとはこの11点でこの先どうなるのか見守るしかない。だけど俺は優勝決定戦へ進む運命にあるはずだ。俺はそう信じてるし、みんなも信じてるだろ? 『N-1 VICTORY 2025』はこの俺、ジャック・モリスが制覇する」

【ガレノの話】「あと少しで勝てたはずなのに悔しいけど、モリス、あなたのことはリスペクトしてる。僕の兄もリスペクトしてる選手だから。あと残り2試合。僕のヒーローでもある丸藤選手と拳王選手。目指すのは『N-1 VICTORY 2025』優勝だ」

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