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【NOAH】KENTA残った、N-1薄氷3勝目「足攻めすぎだろ!」 憂流迦猛攻も脱落

【NOAH】KENTA残った、N-1薄氷3勝目「足攻めすぎだろ!」 憂流迦猛攻も脱落

『ABEMA presents N-1 VICTORY 2025』エディオンアリーナ大阪第2競技場(2025年9月17日)
Aブロック公式戦 ○KENTAvs佐々木憂流迦×

 GHCヘビー級王者のKENTAが憂流迦との約5ヶ月ぶり再戦を辛くも制してN-1・3勝目。勝ち星先行に成功して優勝戦線にどうにか踏みとどまった。

 大阪セミファイナルに据えられたAブロック公式戦。KENTA(2勝2敗)と憂流迦(1勝3敗)が、3・22後楽園大会以来、約5ヶ月ぶりの一騎打ちで激突した。

 敗れれば脱落となる憂流迦は、序盤から猛烈な足殺しでKENTAを圧倒。ロープ際で足に絡みついて場外アンクルホールドに捕らえると、鎌固めや鉄柱を使った足4の字固めなど普段は見せないテクニックを駆使して攻めに攻めた。KENTAは「来い」とあえてヒザへの蹴りを呼び込み、ラリアットから反撃に出たものの、動じない憂流迦はギロチン式ファイナルカットから弁天に捕らえて絞め上げる。

 耐え抜いたKENTAはロープに両足を固定してのDDTで反撃ののろし。得意の串刺し顔面低空ドロップキックを浴びせて歓声を呼び込むと、ダイビングフットスタンプもクリーンヒットした。クロスカウンター式掌底から右のビンタを連打して腰砕けにすると、go 2 sleepで仕留めにかかる。

 これを三角絞めで切り返した憂流迦は、オモプラッタから再び足関節へ。総仕上げとばかりにクロスヒールホールドに移行してギブアップを迫る。苦もんしたKENTAが必死にロープへ手を伸ばそうとすると、憂流迦はリング中央に引きずり込み、再び足関節の構えに。だが、これを読んだKENTAは首固めで奇襲して大逆転の3カウントを奪った。

 かろうじて憂流迦のリベンジを阻む逆転勝利。薄氷のN-1・3勝目を上げてブロック突破へ望みをつないだKENTAは「足攻めすぎだろ。何あれ? 足攻めすぎだろ。ダメだろ、あれ。一緒にチームというか組んでるのもあって熱い戦い、正面からのぶつかり合いやると思ったら、メチャ足首じゃん。序盤から来てんじゃん、いきなり。足引きずって次の試合に影響したらホント恨むよ、憂流迦」と舌を巻きながら“恨み節"を繰り広げた。

 その“次の試合"は9・20浜松大会での藤田和之戦。「結局どんなに苦しくても勝つのがポイントだから。ポイント獲んないと意味ないから。いい試合しても負けたら意味ないし。勝たなきゃダメ、リーグ戦は結局ね」。等身大の闘いを続けてきた黒い太陽が、野獣相手にN-1佳境を迎える。

【KENTAの話】「クソ。何とか勝てた。足攻めすぎだろ。何あれ? 足攻めすぎだろ。ダメだろ、あれ。一緒にチームというか組んでるのもあって熱い戦い、正面からのぶつかり合いやると思ったら、メチャ足首じゃん。序盤から来てんじゃん、いきなり。メチャ勝ちに来てる。熱い試合しようとかっていうより、自分の点数の方に頭が…当たり前なんだけど、こういうあれだから。ふざけんなよ、ビックリした。でもオジサン、勝ったの誰よ? 俺だろ。オジサンがうなずいてどうすんだって毎回。俺だろ。これ、どうすんの? 足引きずって次の試合に影響したら俺ホント恨むよ憂流迦。(インタビュースペースの幕のスポンサー名を指さして)憂流迦、憂流迦、ウルラ。憂流迦と思ったらウルラ。こっちも見て、こっち。憂流迦と思ったらウルラ。結局ね、勝ったから気分がいいよ。結局どんなに苦しくても勝つのがポイントだから。ポイント獲んなきゃ意味ないから。いい試合しても負けたら意味ないし、勝たなきゃダメ、リーグ戦っていうのは。結局ね、俺が何が言いたいかっていうと、ウルラさん、いつもありがと」

【憂流迦の話】「あと少しだよ。あと少しだった、感覚としては。でもあと少しが遠い。今回のN-1これでもうすでに敗退決まってるんじゃないですかね。自力での1勝なし。今のところ残り二つ。N-1は予選で負けて決勝はいけないけど、まだ二つあるよ」

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