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【MotoGP】マルティン、アプリリアで”ライポジ“ついに決まった? 初テスト活かし進歩「コントロール面で大きな一歩」

【MotoGP】マルティン、アプリリアで”ライポジ“ついに決まった? 初テスト活かし進歩「コントロール面で大きな一歩」

アプリリアのホルヘ・マルティンは、MotoGPミサノテストではマシンのエルゴノミクス面に取り組んでおり、ここで重要な進歩があったという。

 マルティンにとって9月15日に行なわれたミサノテストは、アプリリアに移籍してから初めての”まともな“テストだった。今シーズンからアプリリアに移籍したものの、プレシーズンテスト初日に転倒して怪我をしてしまい、その後も復帰したと思えば再び負傷したことで、夏休み直前まで欠場が続いていたためだ。

 既に実戦の場でアプリリアのマシンへの適応を少しずつ進めてきたマルティンだが、テストを活かしてマシンに乗ったときのポジショニングを改善できたという。

「何か新しく、パフォーマンスのためのパーツをつけたりはしていないんだ。でも、異なるステアリングのポジションを試して、凄く気に入ったよ」

 マルティンはテストについてそう語った。

「バイクのコントロール面で大きな一歩を踏み出せたと思う。ブレーキング時の安定性も凄くよくなったし、バイクをより機敏に曲げていくことができるようになっているんだ。これは僕が決勝レースで探し求めていたモノなんだ。こういった前進ができて嬉しいよ。オーストリアGPでも試してはいたけど、グランプリ中にちゃんとテストなんかできたものじゃないからね」

「より快適に乗れるように、セッティングを少しずつ調整し続けてきた。皆が昨日(サンマリノGP決勝)よりも速いのは分かっているけど、僕も昨日のペースよりコンマ6秒タイムを縮められたんだ。これは大きな進歩だよ。これからエアロダイナミクスのテストをして、ウイングのつけ外しによる安定性を確認するつもりだ」

 なおマルティンはサンマリノGP決勝ではマシントラブルによる乗り換えで、ペナルティを受けてしまったこともあり、良い結果は残せなかった。しかし、継続的な改善ができていることを彼は重視している。

「今回は予選Q2に進むことができたし、既に大きな進歩があった。セットアップ面でも進歩していて、決勝で最高のパッケージを用意できた。(トラブルで)乗り換えて、ペナルティもあったからうまくいかなかったけどね」とマルティンは続けた。

「でも今朝(テスト午前セッション)で大きく進歩することができた。レースウィーク後の公式テストに参加して、本当にうまく機能しているかを確かめることは大事だったんだ。それに、僕はこれまでテストに参加できていなかったからね」

「(グランプリ中は)そのコースでうまくいくかどうかに集中する必要がある。でも今回のテストでは、他のコースのことも考えながら、色々なことに取り組めたよ」

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