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ドジャース始球式登板のペレス、キャデラックでの初F1テストはアゼルバイジャンGP後に実施予定と明かす

ドジャース始球式登板のペレス、キャデラックでの初F1テストはアゼルバイジャンGP後に実施予定と明かす

来季キャデラックF1チームのドライバーとしてF1に復帰するセルジオ・ペレスは、フェラーリのマシンを使った旧車テスト(TPC)がアゼルバイジャンGP後に予定されていると明かした。

 2026年からF1に参戦するキャデラック。当然、TPCの要件を満たす2シーズン以上前のF1マシンは持っていない。しかしチームはゼネラルモーターズがパワーユニット(PU)サプライヤーとなる2029年まで、フェラーリ製PUを使用することになるため、フェラーリからマシンを借りて開幕に向けた準備を整えるようだ。

 9月17日、ペレスはドジャー・スタジアムを訪れ、ロサンゼルス・ドジャース対フィラデルフィア・フィリーズ戦の始球式に登板した。同球場はドジャースで活躍したフェルナンド・バレンズエラの功績により、メキシコ人にとって歴史的な地であると同時に、ドジャース筆頭オーナーのマーク・ウォルターはキャデラックF1チームの親会社にあたるTWGグローバルのCEOでもあるため、ペレスにとっては意義深い体験となったようだ。

 そんな始球式を終えたペレスは取材に応え、チームの近い将来について語った。

 ペレスは来週のアゼルバイジャンGP終了後、アメリカとイギリスに滞在し、旧型F1マシンでのテスト準備を進めると表明。また彼は先日、メキシコシティでの記者会見で「フェラーリのシングルシーターで準備を始める予定」とも述べていた。

「来週はシャーロットとイギリスに滞在する」とドジャー・スタジアムでペレスは語った。

 ペレスは2026年に直面する現実を身体的に再認識するため、F1マシンでの走行時間を確保することが重要だと付け加えた。

「シミュレーターで作業し、F1マシンのテストも予定されている。まずは年明けに備え、可能な限り準備を整えることが先決だ」

「今年中に何かを運転することは感覚、特に首や身体的な部分を確かめる上で重要だ。これから訪れるものを身体に思い出させるためにね!」

 キャデラックは数週間前に、モンツァでグランプリ週末の動きをチーム全体でシミュレーション済み。いよいよ次は、TPCでF1マシンのオペレーションを確認する段階に移っていく。

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