スープと一緒に味わうクルトンやラスク──サクサク派? それともふやけて一体化派?
あなたはどっちだろうか。
そんな論争(?)に向き合うことになったのが、先日ご招待いただいた味の素の新商品発表会。
“食のワンダーランド” をテーマに、参加者がマップを片手にブースを巡りながら試食や体験を楽しめるという、まるでテーマパークのような仕掛けが満載だった。
数多くの商品の開発秘話を聞きつつ、実際に試食して感じたこと、そして帰宅後に起きたナイスな長女の発言まで、盛りだくさんでお届けしたい。
・台風直撃の “食のワンダーランド”
我が家は、夫も食品メーカー勤務、私も元食品メーカー勤務なので、食品メーカーには非常に興味がある。
今回、味の素グループの「2025秋季 新製品説明会」にお声がけいただき、台風直撃の中、心躍らせて会場に向かった。
今回のテーマは「食の WONDER LAND ~あじ食(ク)エスト~」。
ただ商品を並べるだけでなく、参加者がマップを手にブースを回り、シールを集めていく “冒険型” の仕掛けになっていた。
社員さんたちはそれぞれのブースに合わせた装いで登場し、世界観がすごい。取材に来ているはずなのに気づけば、童心に返ってワクワク。
・バリエーションが豊か過ぎる……んだが!
発表された新商品は盛りだくさん。
「だし屋のみそ汁」「クノール® サクサクdeコパン」「Cook Do® きょうの大皿 ごま担々風 豚大根炒め用」などなど、主菜からスープまでズラリ。
ほかにもAGF「ブレンディ® スティック」、J-オイルミルズ「オリーブオイル」など、グループ企業を含む、バリエーション豊かなラインナップ。
恐るべし味の素グループ……。
ただ、そんな感心とワクワクの一方で、私は少し悩んでいた。
比較的リニューアルの商品が多くて、正直インパクトが強いとはいえない。
その分、市場の声を取り入れ、堅実にアップデートしているということなのだが、記事に書くには地味すぎるかもしれないなぁと……。
とりあえず、頂いたお土産を持ち帰って考えることにした。
