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レッドブルのマシンが安定し始めた? 角田裕毅にとっても朗報か……フェルスタッペン証言「それが僕らふたりにプラスに働くことを願っている」

レッドブルのマシンが安定し始めた? 角田裕毅にとっても朗報か……フェルスタッペン証言「それが僕らふたりにプラスに働くことを願っている」

レッドブルのマックス・フェルスタッペンが、チームメイトの角田裕毅が苦しんでいる状況についてコメント。マシンの安定性の欠如がその原因となったことを示唆したが、その安定性の問題も解決しつつあると明かした。

 2021年から2024年まで、4年連続でF1ドライバーズチャンピオンに輝いたフェルスタッペン。しかし今年は、好調マクラーレン勢を前に劣勢に立たされている。

 とはいえフェルスタッペンは、そんな厳しい状況の中でも今季ここまで3勝。特に前戦イタリアGPでは、マクラーレン勢に大きな差をつける完勝劇を飾った。

 しかし一方で角田は、厳しい状況が続いている。日本GPからレッドブルに昇格して以来ここまでに獲得できたのは9ポイントのみ。ドライバーズランキングでも19番手に沈んでしまっている。

 レッドブルの2台目に乗るドライバーは、常々苦戦していた。セルジオ・ペレスは当初はそれなりに乗りこなし、複数回勝利も手にしたが、昨年後半からは大失速し、早期契約終了で2024年限りでチームを去った。その後任となったリアム・ローソンは、今季開幕2戦でいずれも最下位付近に留まり、すぐさま角田に交代させられることになった。

 角田は最下位ということはなく、次第にQ3に進出できるようにもなったが、Q1敗退に終わるグランプリも複数回あった。上位で走っている時にも戦略ミスがあり、入賞を逃す……そんなことも少なくなかった。

 いずれにしても今季のレッドブルRB21は、ドライビングが難しいという評価が一般的だ。角田の苦戦、そしてRB21のドライビングの難しさについて尋ねられたフェルスタッペンは、次のように語った。

「それについて発言するのは難しいね」

 そうフェルスタッペンは語った。

「シーズンを通して、僕らの方でもセットアップの面でかなり行ったり来たりした。でも、今はマシンの挙動が少し安定し始めているように感じる。それが両方のドライバーにとって助けになることを願っている」

「予測しにくくて、思い通りに動かないマシンに飛び乗るのは、必ずしも簡単じゃない。それに、勢力図は大変接近している。コンマ1秒とかコンマ2秒でQ2やQ1で敗退になってしまうことだってある。今のフィールドは、非常に競争が激しいんだ」

 ただフェルスタッペンは、マシンの安定感が増していると示唆。おそらくそのことが、イタリアでの圧勝劇に繋がったのだろう。

 これによりフェルスタッペンは、自身だけでなくチームメイトの角田にとってのプラスになることを期待していると語る。

「今後のレースではマシンが今までよりも安定した状態になって、ふたりのドライバーにとってプラスになることを願っている」

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