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“マクロスシリーズ”河森正治の世界を体感! プロデュースした万博パビリオン秘話やマクロス最終回エピソードにNMB48和田海佑も興味津々

アニメ「マクロスシリーズ」や「アクエリオンシリーズ」で知られるアニメーション監督・河森正治氏の魅力が詰まった展覧会『河森正治創作展 〜万博・合体・変形・未来〜』が、9月6日(土)から大阪・万博記念公園内のEXPO’70パビリオン ホワイエで開催中です。会場では来年3月までの期間中、大阪・関西万博で河森氏がプロデュースしたシグネチャーパビリオン「いのちめぐる冒険」の一部も特別展示。開幕前日には河森氏がフィギュア製作などで有名な海洋堂の“宮脇センム”こと宮脇修一氏、NMB48・和田海佑と一緒に会場を内覧しました。

出典: FANY マガジン
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70年大阪万博に影響を受けてクリエイターに

この展覧会では、河森氏のこれまでの足跡、そして最新のプロジェクトまでを公開。レアな立体展示や設定資料などが見られるとともに、ジオラマや映像演出で“河森ワールド”をより深く堪能できます。

河森氏がプロデュースした大阪・関西万博のシグネチャーパビリオン「いのちめぐる冒険」に展示されている「いのち球」という直径約40センチのフィギュア作品は、海洋堂が総力を上げてつくったもの。NMB48・和田は、海洋堂の宮脇センムのYouTubeチャンネルに出演しています。

会場エントランスに集合した河森氏、宮脇センム、和田の3人は、マクロスファンにおなじみの人差し指と中指、薬指を付ける“飛行ポーズ”で記念撮影。河森氏は、幼少期に富山から横浜に転居したことを振り返りながら、機関車などにカルチャーショックを受け、「人を驚かせるようなものをつくりたいという気持ちが芽生えた」と話します。

出典: FANY マガジン
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会場に入ると、まずは河森氏が前回の大阪万博を訪れた思い出を振り返る「70年万博 河森少年の軌跡」の展示コーナーから。“河森少年“が「3日間で8割以上見た」という当時の会場マップに、宮脇センムと和田は「すごい!」と驚きです。

「でかいところ(パビリオン)は全部押さえてますね」という宮脇センムに、河森氏はアメリカ館で2時間並んだことや、“月の石”より“月面着陸船”に興奮したことを熱く語り、「ものすごい影響を受けて、この仕事についた」と明かしました。

出典: FANY マガジン
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万博パビリオンの構想スケッチも展示

「ダイバーシティ、多様性」の展示スペースには、河森氏が実際に世界を巡った際に撮影した写真が多数展示されています。戦闘機や山岳民族の写真など、ほかではなかなか見ることのできないレアな写真の数々に、宮脇センムと和田も興味津々。河森氏が宮脇センムと行ったという北京の写真を見ながら盛り上がる一幕もありました。

続いて「太陽の塔」の展示スペースでは、太陽の塔の強烈な印象について、「テクノロジーの中に異様な塔があったことにめちゃくちゃ刺激された」と振り返ります。このスペースには、さまざまなタイプの太陽の塔のミニチュアを展示。

また、今回の大阪・関西万博で河森氏がプロデュースしたシグネチャーパビリオン「いのちめぐる冒険」のスペースでは、初期のアイデアスケッチが展示されるなど、ここでしか見ることのできないものだらけです。

出典: FANY マガジン
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パビリオンに展示されているフィギュア作品「いのち球」について宮脇センムは、「3年くらい前に河森氏から話をもらった」と語ります。最初は「なぜマクロスの人が“いのち輝く”とかなんだ?」と思ったそうですが、「実際にはディープな実践主義の人で驚いた」と振り返りました。

河森氏と宮脇センムは、一緒に四国の自然を見て回りながら「いのち球」の構想が進んだとか。「太陽の塔の『生命の樹』は高度成長の時代で上へ向かっている」と話す河森氏は、「いまは多様性の時代なので、上も下もない球体にした」と説明しました。

出典: FANY マガジン
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さらに、「いのちめぐる冒険」のメインコンテンツである「超時空シアター」や、パビリオンで体験できる「ANIMA!」「宇宙の窓」「無限メタモルフォーゼ」「生物多様性超シナプス」などについて熱く語った河森氏は、「いのちは合体・変形だ!」というコンセプトについてこう話しました。

「人間も魚を食べれば魚と合体して、本を読めばそれが脳に入って新しい自分に変形しているともいえる。考えること、飲むこと、食べること、すべてはそう。世界は合体、変形でできている、それはすごいことだけど気が付きにくい。それに気づけるとしたらどうだろうと考えて、パビリオンを作った」

出典: FANY マガジン
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配信元: FANY Magazine

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