●在宅ワークでの騒音問題を解決する必須アイテム ノイズキャンセリングヘッドホン
在宅ワークで気になるのは、オフィス環境にはない生活音や環境音。ワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホンがあれば、自宅でもオフィス並みの静寂な作業環境を作り出せます。また、相手の声をクリアに聞き取れるだけでなく、自分の声も周囲の雑音に埋もれることなく相手に届けられるため、オンライン会議時でも、コミュニケーションがスムーズに進みます。
2025年の売れ筋モデルでは、SONY「WH-1000XM5」やApple「AirPods Pro」、BOSE「QuietComfort」シリーズが高く評価されています。これらの製品に共通する特徴は、強力なアクティブノイズキャンセリング性能と長時間装着しても疲れにくい設計。
特に注目すべき機能は、「外音取り込みモード」です。必要に応じて周囲の音を取り込めるため、来客対応や家族との会話時にヘッドホンを外す手間が省けます。また、マルチポイント接続対応モデルなら、PCとスマートフォンを同時に接続し、通話の切り替えもスムーズです。
価格帯は2万円~4万円程度が中心。バッテリー駆動時間は20~30時間の製品が主流で、一日中の作業にも対応可能です。装着感の好みは個人差があるため、可能であれば実店舗で試着してみましょう。
●見た目で印象が左右されるビジネスシーン ウェブカメラにも気を遣いたい!
在宅ワークの普及により、ビデオ会議は日常的なコミュニケーション手段となりました。しかし、ノートPCの内蔵カメラでは画質が粗く、特に重要な商談や面接、プレゼンテーションの場合、こちらの写りが悪いと大きなマイナスポイントになります。また、自宅の照明環境は会議室とは違って、逆光や暗い映像になりがちです。
高画質なウェブカメラは、高い映像品質により、在宅勤務でもオフィス勤務と遜色ない業務対応を可能にします。さらに、自動光補正機能を備えたものなら、時間帯や天候に関係なく、常に明るく鮮明な映像を提供できます。資料を画面に映す際のオートフォーカス機能も、スムーズなプレゼンテーションに欠かせません。
上位モデルでは4K対応製品も登場しており、配信業務や高品質な映像が求められる場面でも使えます。プライバシーシャッター付きモデルなら、使用しない時のセキュリティ面でも安心です。
価格帯は5000円~1万5000円程度です。フルHD対応で十分なビジネス用途なら1万円以下のモデルでも満足度は高いでしょう。内蔵マイクの性能も向上しており、別途マイクを用意しなくても実用的な音質を確保できる製品が増えています。
例えば、ロジクール「STREAMCAM C980」はAIによる顔追尾オートフォーカス、自動露出補正、自動ブレ補正など、各種補正機能を搭載したWebカメラです。映像はフルHD画質60FPSに対応し、ノイズリダクションマイクも内蔵しているため、買えばすぐに会議で活用できます。
なお、Webカメラは、使用PCのスペックやOS、使用する会議ツールによって一部機能(例:自動光補正/4K対応等)に制限が出る場合がありますので、事前に確認をしましょう。

