現地9月18日(日本時間19日)、ロサンゼルス・ドジャースのクレイトン・カーショウが、今季限りで引退することを発表した。一方で、またひとつ歴史的な記録を打ち立てたと、米スポーツメディア『ClutchPoints』が報じている。
データ分析会社『Opta』によると、MLBの歴史で通算150試合以上に先発登板した投手は1000人以上存在するが、無失点先発登板数が敗戦数を上回っているのはカーショウただひとりだという。この左腕はキャリア通算で無失点登板101試合に達し、敗戦は96にとどまっている。現時点での通算成績は222勝96敗を記録している。
カーショウは2008年のデビュー以来、長期にわたり安定感と支配力を示してきた。『ClutchPoints』は「この数字はカーショウの一貫性と、ドジャースが彼に託してきた信頼を映し出す」と指摘。故障や投手起用法の多様化が進む現代において、このバランスを保ち続けた事実は稀有だと伝えている。
さらに同メディアは、20年のワールドシリーズ制覇が彼のキャリアにおける決定的瞬間だったとしつつ、「敗戦数よりも無失点先発登板数が多い」という記録は、カーショウが引退した後も長く語り継がれるだろうと報じた。
明日、本拠地で行なわれるサンフランシスコ・ジャイアンツ戦で先発登板する予定のカーショウ。長年エースとして君臨してきた左腕が、再び大観衆の前でどのような投球を披露するのか注目が集まる。
構成●THE DIGEST編集部
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