貧血や腎機能障害
溶血性尿毒症症候群(HUS)の主な症状は、
・消化器症状:下痢、おう吐、腹痛、血便などが見られる。
・貧血症状:めまい、脱力感、顔面蒼白、血圧低下などが出現。

・血小板減少症状:紫斑、出血傾向、鼻血、歯茎からの出血などが見られる。
・腎機能障害:尿量の減少、血尿、タンパク尿、高血圧、心不全などが発生することもある。
中心部までの加熱
なお、今回の食中毒の原因は、ハンバーグの加熱不足とみられる。

そのため、保健所は食肉やレバーなどの内臓は中心部まで、75℃1分間以上、十分に加熱して食べる。
特に、ハンバーグなどの生ひき肉を使った製品は「中心部までの加熱が必要」と、注意を呼びかけている。

