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〈ホントに進次郎防衛相で大丈夫?〉「生まれ育った横須賀は防衛の街」アピ―ルも不安の声続々「センスのない構文は国際問題」…“ポスト高市”の動きを封じる戦略か

〈ホントに進次郎防衛相で大丈夫?〉「生まれ育った横須賀は防衛の街」アピ―ルも不安の声続々「センスのない構文は国際問題」…“ポスト高市”の動きを封じる戦略か

国会答弁では、野党の格好のターゲットに?

さらに、高市内閣の防衛相ならではの難しさもある。高市氏は就任直後の記者会見でさっそく、政府が2022年に策定した安全保障3文書の前倒し改定を指示する方針を表明。防衛費を含む安保関連費の増額を目指すとみられている。

「立憲も高市氏のタカ派政策を批判し、防衛費増額については国会で積極的に取り上げるでしょう。進次郎氏の不安定な答弁を引き出したいと考え、年明けの通常国会の予算委員会でもターゲットにするかもしれない。先月の総裁選では安全運転に徹した進次郎氏ですが、たび重なる野党からの質問攻勢に再び『進次郎構文』で答えてしまったら、何度もその場面がテレビで流れてしまいます」(同)

防衛相は農水相時代の「備蓄米放出」のように国民にとって分かりやすく、生活に直結するテーマに取り組むことも少ない。大臣の仕事を通じて人気を集めるのにも限界があり、進次郎氏にとっては「いかに減点をしないか」が重要になりそうだ。

環境相時代は「気候変動のような大きな問題は、楽しくかっこよくセクシーであるべきだ」と発言していた進次郎氏。「国家存立の崇高な任務」と語る防衛相の職務も、セクシーにこなせるだろうか。

取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班

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