
アニメ「ダンダダン」第2期(※毎週木曜深夜0:26-0:56ほか、MBS/TBS系ほか/ABEMA・ディズニープラス・FOD・Hulu・Lemino・TVerほかで配信)の第24話「激突! 宇宙怪獣対巨大ロボ!」が9月18日に放送された。秋クールを沸かせた本作第2期も今話で最終回。宇宙怪獣との決着のあとには第3期の制作が発表され、「またこんなところで終わって!」「お預け感ハンパねえ」など、ネットには視聴者のうれしい悲鳴が続出した。(以降、ネタバレが含まれます)
■坂田・ジ・エンド・オブ・ジョイトイペガサス金太が躍動
坂田金太(CV.藤原大智)のイマジネーションで爆誕した大仏ロボ“グレートキンタ菩薩Zバージョン”を使い、巨大化した宇宙怪獣を迎え撃とうとするモモ(CV.若山詩音)、オカルン(CV.花江夏樹)たち。しかし、モモがツッコミを入れた通り、動かし方が分からない。とりあえず全員が目の前のボタンを一斉に押してみると、フィン・ファンネル(らしきもの)がぼろっと外れたり、ロケットパンチもどきで腕が落ちたり、オカルンを乗せた操縦席はどこかに飛んでいったりと大変なことになってしまう。
チームワークはバラバラ、見るからに固い関節もウィークポイントで、ろくに歩くこともできずにたちまちコテンパンにされる大仏ロボ。見かねたオカルンはやむなく邪視の力を借りようとするが、そのとき、金太が叫ぶ。ナノスキンで出来ているなら、すべてはイメージだと。大仏ロボは金太のさらなる想像力で“坂田・ジ・エンド・オブ・ジョイトイペガサス金太”に変形すると、熱風正拳突き、ダイダロスアタック、超電波竜巻などの必殺技を繰り出して宇宙怪獣を圧倒する
「巨大ロボットに乗るのが夢だった」「何万回もイメージしてきた」「いいだろがい! 好きなんだからよお!」という金太の迸る魂の叫びに、SNSには「金太の気持ち、クッソわかる」「金太のことがどんどん好きになっていく」といった共感の声や、「ジョイトイペガサス金太、スパロボに登場希望」「スパロボプロデューサーさん、見てます~?」といった、人気ロボットゲームへの登場を望む声も上がっていた。

■怪獣の中の人は謎の美少女、オカルンに突然のキスで第3期へ
じつは搭乗者の能力増幅機能も持っていた大仏ロボ。モモの超能力、アイラ(CV.佐倉綾音)の髪の毛の能力も増幅され、最後はモモの特大超能力からのパワーボムで宇宙怪獣を完全ノックアウトする。しかし、宇宙人の異空間は解けたものの気絶した怪獣の体はなぜかそのままで、元に戻った街中がパニックになってしまう。
このまま放置はできないと焦るオカルン。もはや熱ければなんでもいいのか、熱々肉まんで邪視から戻ったジジ(CV.石川界人)の手を借りて、怪獣を綾瀬家まで運び出す。
元はと言えば、この宇宙怪獣がオカルンの金玉を持っていたことから始まった戦いだ。肝心の金玉はどこにいったのか。意を決して怪獣の口を覗き込むと、中に人の一部が見えるというオカルン。しかも、口の中にはファスナーが…。なんと怪獣は着ぐるみで、中には緑の髪の美少女が入っていた。
ラストは謎の美少女が起き抜けにオカルンに突然のキス。呆然と目撃するモモがナノスキンを握りつぶし、ついでに家も木っ端みじんに爆発するというシーンで終了。またもやまったく終わっていない終わり方の最終回となり、「シーズンの切り方が酷いw」「最終回だってのに新展開すぎるでしょ!」「モモちゃんを追い込んで放置する呪いでもかかってんの?」などのツッコミが続出。
さらに、エンディング後にはモモ×オカルン×ターボババアのお祝いビジュアルと共に第3期制作決定が発表され、「2期最高だった、3期も楽しみ」「3期決定は当然でしょ!一刻も早く!」「第3期は修羅場からスタートですね」など、こちらにも大きな反響が集まっている。
◆文=鈴木康道


