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ロッテ・益田直也「大暴れ骨折スクープ」をキャッチした毎日新聞「署名記者の素性」と「禁断の情報元」

ロッテ・益田直也「大暴れ骨折スクープ」をキャッチした毎日新聞「署名記者の素性」と「禁断の情報元」

〈ロッテ益田投手、ロッカー殴り骨折 250セーブ目前に…全治数カ月〉
 毎日新聞がこんなスクープ記事を、9月19日に配信した。

 ロッテの守護神・益田直也が8月19日の楽天戦で1点リードの9回に登板するも、四球や暴投絡みで救援失敗。名球会入りの要件となる通算250セーブまで残り2セーブというプレッシャーもあったのだろう。そのまま降板するや、ふがいなさからか、大暴れ。怒りに任せてロッカーを殴り、左手甲を骨折してしまったのだ。翌日に登録抹消となり、手術を受けて全治数カ月。大台達成は来季以降に持ち越しとなった。

 そんな顛末以上に物議を醸しているのは、記事の文末に記された署名である。連名で書かれた2人のうち1人は、ロッテ現役選手の身内だというのだ。スポーツ紙デスクが解説する。

「この記者はベテラン外野手・荻野貴司の、4歳違いの兄なのです。現在は関西を拠点として、阪神や社会人野球などを取材していますが、今年5月にもドジャースの佐々木朗希が、ロッテ在籍時代から『右肩のインピンジメント症候群』の診断を受けていたことをスクープしています。今回の記事にしても、弟周辺から情報が入ったのは間違いないでしょう。とはいえ、署名を掲載するのは悪手でした。情報リークを真っ先に疑われるのは弟です。ただでさえ、ロッテは犯人探しに躍起になる球団。事情聴取されるのは必至でしょうね」

 今回のスクープには、大手メディアの「ロッテ軽視」が見え隠れしている。スポーツ紙デスクが続ける。
「ロッテ担当はさほど重要視されず、新人が配置されることも多い役割です。巨人や阪神担当を『1軍』、ロッテ担当を『ファーム』と揶揄する向きもある。各社の担当記者が1人しかいないケースが多いため、どこも横並びの報道になりがちです。ただ、『益田のロッカー殴打事件』は、情報をキャッチしながら球団広報に忖度して書かなかったメディアがある可能性も。全国区の知名度があった佐々木がメジャーリーグに移籍して、扱いは縮小する一方で、いわゆる『抜いた抜かれたの世界』とは様子が違うだけに、番記者ではない方面からスクープを飛ばされてしまうのです」

 ロッテに生じた新たな火ダネはどうなるのか。

配信元: アサ芸プラス

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