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時代が変わっても、アイビーの元祖は変わらない!

直に創業80周年を迎える日本アイビーの祖、「ヴァン」に敬意を払い、今のブランドの世界観を表現する。テーマは、”アイビーリーグを卒業した2人が過ごす休日”。

アイビーリーグを卒業した2人が過ごす休日。

コーチジャケット5万2800円、シャツ1万9800円、チノパンツ2万6400円/すべてヴァン(ヴァンヂャケットTEL03-5829-9005)、タートルネックカットソーはスタイリスト私物

アイビーリーガーたるもの、日々スポーツに興じることは一種の務め。そんな彼らの定番ユニフォームがコーチジャケットだ。「コーチ」と言ったって、何もコーチだけが着ることを許された服ではない。胸と背中にチーム名を掲げ、惜しげもなく汗をかくことができるのは、むしろ若さの象徴だ。変にひねらずアイビーらしく、定番レイヤードが今の気分。

スカジャン7万9200円、クルーネックニット1万9800円、BDシャツ1万9800円、チノパンツ2万6400円/すべてヴァン(ヴァンヂャケットTEL03-5829-9005)、自転車29万7000円(予価)/シクローレ(アールイートーキョーTEL03-6709-6275)

意外や意外、アイビーリーガーがスカジャン!? いやいや、「もしも彼らの父親が、日本からスカジャンを持って帰ってきたら」なんてストーリーを妄想してみれば、なにもあり得ない話ではない。このスカジャンは背面に刺繍が入ることもなく、さりげなく胸元にあしらわれる程度。アイビーリーガーならこれぐらいがちょうどいいよね。

CPOシャツ5万1700円、BDシャツ1万9800円、タートルネックニット1万9800円、スウェットパンツ2万4200円、紐にかけたスウェットシャツ2万5300円、紐にかけたフットボールTシャツ2万2000円/すべてヴァン(ヴァンヂャケットTEL03-5829-9005)

定番のアイビースタイルばかりも退屈なので、ちょっとアメカジライクにCPOシャツというのもたまには悪くない。コントラストの激しい配色ではなく、淡いトーンばかりで構成されていて全体が柔らかく馴染んでいるから品の良さも十分。デニムパンツを穿いてワーカーっぽくいこうか悩んだけど、スウェットパンツ合わせのリラックス感が気に入った。

コート6万9300円、フランネルシャツ2万9700円、Tシャツ9240円、スラックス3万3000円/すべてヴァン(ヴァンヂャケットTEL03-5829-9005)

これまでは肌寒くなってきたらスポーティなジャケットばかり着ていたけど、大人になってからはコートも羽織るようになった。クラシックなコーデュロイの襟に、風が吹いたらチラリと覗く裏地のビビッドな赤がアクセント。中綿のおかげで防寒性も文句なし。せっかくならスラックスや革靴を合わせて、思い切り大人っぽくスタイリングしたいものだ。

ネイビーブレザー6万6000円、BDシャツ1万9800円、ニットタイ1万3750円/すべてヴァン(ヴァンヂャケットTEL03-5829-9005)

アイビーリーガーにとって、いつまでも手放せない究極のスタンダード、ネイビーブレザー。ただし、着崩し方で新鮮味をもたらすのが現代のアイビー流。最低限のTPOはわきまえるべきだが、カジュアルな場面ではジャケットやシャツの襟を乱してみたり、タイをシャツの胸ポケットに入れてみたり。ただしこれは「わざとやっている」と悟られてはいけない。

【上】ジャケット5万1700円、パンツ2万4200円、BDシャツ1万8150円、カーディガン3万1900円 【下】ニット1万9800円、BDシャツ1万9800円、チノパンツ3万9600円/すべてヴァン(ヴァンヂャケットTEL03-5829-9005)、タッセルローファー7万8100円/サンダース(サンダースジャパンTEL03-6231-0115)、腕時計はスタイリスト私物

ニットは大人の頼れる相棒だ。時にはセットアップスタイルの肩に巻いて、カジュアルダウンにひと役買ってくれる。もしニットをトップス使いするなら、全体の色をまとめると手軽に大人っぽくなるからおすすめだ。最近ハマっているのは、モチーフがプリントされたチノパンツ。あえておじさんっぽいアイテムに合わせたときのバランスが好きなんだよね。

【問い合わせ】
ヴァンヂャケット
TEL03-5829-9005
https://www.van.co.jp/

(出典/2nd 2025年11月号 Vol.214」)

配信元: Dig-it

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