
後宮を舞台とする謎解きエンターテインメント「薬屋のひとりごと」のTVアニメ第3期と劇場版の制作が決定。あわせてスーパーティザービジュアル&2周年記念PVが公開され、第1期&第2期の振り返り上映会の開催も決定した。また、TVアニメ「薬屋のひとりごと」展のアジア巡回も明かされた。
■歴代OPテーマとともに振り返る2周年記念PV
今回公開されたのはアニメ「薬屋のひとりごと」2周年記念PV。主人公・猫猫のアイコニックなシーン「これ、毒です。」から映像がスタート。TVアニメ第1期から第2期のラストまでを、歴代OPテーマ「花になって」(緑黄色社会)、「アンビバレント」(Uru)、「百花繚乱」(幾田りら)、「クスシキ」(Mrs. GREEN APPLE)とともに振り返る映像となっている。
さらに映像の中で、TVアニメ第3期&劇場版制作決定や、振り返り上映会の実施、SPイベントへの追加キャスト情報の3つが明かされた。

■TVアニメ第3期&劇場版、2つのフォーマットで送る“続編”
25年7月にTVアニメ第2期放送が終了し、続編の制作が発表されていた本作。その“続編”が、TVアニメ「薬屋のひとりごと」第3期と劇場版「薬屋のひとりごと」であることが明らかになり、あわせてスーパーティザービジュアルも公開された。
TVアニメ第3期は、2026年10月より日本テレビ系にて分割2クールでの放送が決定。第1クールは2026年10月、第2クールは2027年4月より放送開始を予定している。国を襲う災害の予兆、人々を惑わす謎の巫女、そして壬氏に課せられ皇弟としての責務。物語は後宮から市井へと舞台を移し、猫猫と壬氏には新たな試練が待ち受ける。監督は、TVアニメ第2期の監督も務めた筆坂明規氏が務める。
そして、シリーズ初の劇場版となる劇場版「薬屋のひとりごと」が2026年12月に公開することが決定。ストーリー原案を原作者・日向夏氏が担当し、完全新作ストーリーとして公開される。監督は、TVアニメ第1期のシリーズ構成・監督、そして第2期ではシリーズ構成・総監督を務めた長沼範裕氏が務める。
あわせて解禁となったスーパーティザービジュアルでは、決意の表情を浮かべる猫猫の瞳が印象的に描かれている。猫猫の周囲には炎のようなものも描かれ、「その瞳にゆらめくは 極上の謎(ミステリー)」というキャッチコピーも記されたビジュアルとなっている。
■振り返り劇場上映会&「薬屋のひとりごと」展アジア巡回も決定
また、第1期&第2期を映画館で楽しむことができる振り返り劇場上映会の実施が決定。2月15日(日)を皮切りに、全国5都市にて隔週6話ごとで5月末まで順次実施される。さらに第1期初回の2月15日(日)、第2期初回の4月12日(日)にはキャスト登壇の舞台挨拶も実施決定。第1期舞台挨拶には、猫猫役・悠木碧、壬氏役・大塚剛央、羅漢役・桐本拓哉が、第2期舞台挨拶には、悠木、大塚、そして子翠/楼蘭役の瀬戸麻沙美が登壇する。詳細は後日発表される。
また、3月末の東京会場からスタートしたTVアニメ「薬屋のひとりごと」展のアジア各都市への巡回が決定。11月の香港会場からスタートし、その後中国本土やバンコク、クアラルンプールなど巡回予定。情報解禁にあわせて、アジア展限定ビジュアルも公開された。


