最新エンタメ情報が満載! Merkystyle マーキースタイル
【MotoGP】アレックス・マルケス、2026年はドゥカティ最新型マシンをゲット! 今季は型落ちマシンで大活躍、ランク2位確実

【MotoGP】アレックス・マルケス、2026年はドゥカティ最新型マシンをゲット! 今季は型落ちマシンで大活躍、ランク2位確実

ドゥカティは2026年シーズンに、アレックス・マルケス(グレシーニ)に対して最新型マシンのGP26を供給する事を決めた。

 アレックス・マルケスは今シーズン、MotoGPクラスでキャリアベストの走りを見せてきた。今年は1年型落ちのマシンとなるGP24を使用しているが、開幕から好調で、兄のマルク・マルケス(ドゥカティ)に唯一対抗できるライダーとして前半戦はタイトル争いを繰り広げてきた。

 中盤戦で転倒したことで一時はリズムを崩し、タイトルはマルク・マルケスにほぼ決まりとなったが、それでもアレックス・マルケスは今シーズンのランキング2位獲得は間違いないという状況。いくら去年のチャンピオンマシンとはいえ、サテライトチームで型落ちマシンということを考えれば、素晴らしい成績と言える。

 そんなアレックス・マルケスの走りが評価され、来シーズンは最新型マシンが与えられる予定だとmotorsport.comは報じてきたが、19日にグレシーニとドゥカティが正式発表した。

 最新型マシンを手に入れることとなったアレックス・マルケスは、次のようにコメントした。

「グレシーニからファクトリーマシンでレースに参加できることを、光栄に思う。チームはこの数シーズン完璧な仕事をしてくれている。これは僕だけではなく、そうしたチーム全員に対するご褒美だと思う」

「これは2026年により良い結果を出すという僕らの夢に向けた、新たな一歩だ。ナディア(ナディア・パドヴァーニ/チームオーナー兼代表)、チーム、そしてもちろん、常に大事にされていると感じさせてくれたジジ(ジジ・ダッリーニャ/ドゥカティのゼネラルマネジャー)とドゥカティに感謝している」



 またチームを率いるナディア・パドヴァーニはドゥカティのダッリーニャに感謝するとともに、「2026年にさらに大きな期待を抱いている」と語った。

 ダッリーニャも、今年著しい成長を見せるアレックス・マルケスへの期待を語った。

「アレックス・マルケスの今シーズンは素晴らしいモノになっている。ドゥカティ・コルセは一連の評価を経て、彼とその仲間の成長をさらに促進するために、我々のサポートを更に強化することを決めた」

「アレックスはデスモセディチGPのポテンシャルを最大限引き出しており、我々は来年も新たなアップデートによって改善を続けていけると確信している。これは、ドゥカティ・ファミリーにとってもさらなる価値を付加することになるだろう」

 2025年にグレシーニから最高峰クラスにデビューしたフェルミン・アルデゲルが、ドゥカティと直接契約を交わしており、彼は2026年に最新型マシンを使う予定とされていた。しかし結局、最新型マシンはチームメイトに渡されることになった。

 代わりに、ドゥカティはアルデゲルのキャリアにとってプラスになるように、様々な優遇措置を提示したようだ。なおアルデゲルは今シーズン、新人ながら既に表彰台も獲得しており、ダッリーニャもそのパフォーマンスには満足していると伝えられている。

 なお2026年シーズンに、ドゥカティは最新型マシンをファクトリーの2台と、グレシーニとVR46に1台ずつの計4台投入し、2台が型落ちマシンとなる見込みだ。また2027年のレギュレーション刷新を前に既にエンジン開発が凍結されているため、ドゥカティは既にホモロゲーション済みのエンジンの中からベースを選ぶこととなる。

あなたにおすすめ