2025年9月15日(月・祝)、大阪・梅田サウスホールにて開催された「プログラボカップ2025」。「プログラボカップ」とは、ロボット制作を通してプログラミングを学ぶ教室「プログラボ」によるオリジナルのロボットコンテストで、主に小学3年生からを対象とした「ベーシック」の競技では、全国各地の予選を勝ち抜いた50チームが日本一を目指しました。
( Index )
- ミッションは「食品ロス」を減らすこと! 小学生50組がロボットで熱い戦い
- 優勝できなくても「楽しかった!」 プログラミングを通じて子どもの頑張りと成長を実感
ミッションは「食品ロス」を減らすこと! 小学生50組がロボットで熱い戦い
「ベーシック」「ミドル」「ハイミドル」のクラス別で行う「プログラボカップ」は、SDGsの中でも特に自然環境をテーマにした競技に取り組みます。「ベーシック」のテーマは「食品ロス」。ロボットを動かして廃棄される予定の野菜を回収し、カレーのルーと一緒におうちのエリアまで運ぶというミッションが課され、プログラミングとともに食育についても学ぶことができます。
出場者は、プログラボの授業でロボット制作とプログラミングを行い、それぞれの教室、さらにはエリアの予選を勝ち抜いてきた子どもたち。しかし、全国大会の会場は教室とは環境が異なるため、ロボットを調整する必要があります。さらに、大会当日にはサプライズルールの発表も!
会場で新たにミッションをプログラミングし、クリアすると加点が見込めるのです。大会では、30分間の調整時間と競技をそれぞれ2回行い、タイムと得点を競います。基本ルールを確実に押さえて点数を重ねるのか、サプライズにチャレンジして加点を狙うのか……子どもたちは大人の補助を受けることなく、自分達で相談して決めていきます。
まずは調整1回目、会場の全員でカウントダウンを行い、元気よくスタート! それぞれのチームが実際のコースを使ってロボットをテストします。その動きを見ながら、プログラミングを調整。これを繰り返すうちに30分はあっという間に過ぎ、いよいよ競技1回目を迎えます。
制限時間は2分。その様子を保護者らがサイド席から熱心に見守ります。
そして2回目の調整、競技へ。一度コースを経験した子どもたちは真剣なまなざしでロボットのテストに取り組み、より精度の高い動きを目指しました。競技の時間になると、あちこちのブロックから歓声が起こる一方、奮闘した子どもたちにも温かい拍手が送られていました。

