実際に生ゴミを処理してみた
では、実際に運用してみよう。まずは生ゴミを用意。

余談だが、撮影に耐える生ゴミを用意するのが難しかった(笑)あまりガチの生ゴミでは、記事に使うに耐えられないし、かといってまだ食べられるものを撮影に使うのも憚られる。結果、撮影時は、果物の皮や、キャベツの外葉など、比較的こぎれいな植物性のゴミが中心になってしまったが、実際には、肉の食べられない脂身や、魚の皮なども試してみている。

ともあれ、ゴミを投入。容量は2.5Lなので、一般の4人家族ぐらいのご家庭なら問題なく1日1回の運用で済むと思う。

あとはフタを入れて、スイッチオン!

だいたい、4〜5時間。最大6時間で処理は終了する。
処理している間は多少音が発生するが、リビングに置いておいてもうるさいというほどではない。匂いも気になるような匂いは発生しないが、一度、サンマ2尾分の頭や内蔵を入れた時は、部屋中がサンマの匂いに包まれた。消臭能力にも限界があるので、あまり匂いの強すぎるものには向かないということかもしれない。しかし、こんがり焦げたサンマの匂いなので、不快な匂いというわけでもない。
生ゴミが、イヤな臭いのないフレーク状に
4〜6時間経つと処理が終了。
ご覧のようなフレーク状になる。

この時点ではもうあまり不快な匂いはしないが、少し焦げた元の食べ物の匂い……というところだろうか。
これを1週間ほどビンに入れて寝かせる。

我が家では、このような広口ビンを2個用意して、1週間ずつゴミを貯めていくことにした。
1週間したら、土に混ぜ込む。できることなら、別途土に混ぜ込んでさらに1週間ほど寝かせた方が生物分解は進むようだが、別に庭の土の中で分解されてもいいかと思いそのまま撒いた。プランターなどで土が限られているなら、やはり別途混ぜ込んで1週間ほど寝かせたものをプランターに入れた方がいいかもしれない。
