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生ゴミ処理機Dreame SF25で生ゴミを肥料に。エコなサイクルを体感する

一番、悩むのは「何を入れて、何を入れないか?」だ

実際に、運用してみて悩むのは、何を入れて良くて、何を入れてはいけないかだ。

生ゴミ処理機ではあるが、すべての生ゴミを処理できるワケではないのが悩ましい。

あまりに硬過ぎるものは分解できない。具体的にはパイナップルの皮や芯、甲殻類の殻、貝殻、牛・豚・鶏の骨は入れられない。魚の骨も大きなものは無理とのこと。あと、卵の殻やゼリー、茶葉は非推奨とのこと。卵はバラバラにしきれないこともあるから、ゼリーや茶葉はブレードにくっついてしまって分解しきれないことが多いからとのこと。だから、本機を導入しても、完全に生ゴミをゼロにできるわけではない。むしろ、SF25に投入するものと、生ゴミに出すもの……というように分類が増えてしまうという面倒さはあるかもしれない。卵の殻は肥料として有用だから、粉砕しきれないとしても入れてしまってもいいのではないかと思っている。

また、実際に運用してみると、筆者のように妻と2人暮らしだと案外生ゴミが出ないということもある。必要な物しか買わないし、食べ残しはほぼ出ない。ニンジンの葉も大根の葉も調理して食べてしまうし、そもそも今のスーパーは生ゴミになるようなものは切除してから売っている。案外ゴミが出なくて、撮影のためにわざわざスイカを買って皮を生ゴミにしたほどだ。

でも、逆に育ち盛りの子どもがいて、食べ残しや、そもそも食材の捨てる部分などが多ければ、とっても便利なことだろう。

何より、家から出る生ゴミを処理して肥料にして、そこにひとつのサイクルを生み出せるのが楽しい。マンション住まいだと、プランターの土や肥料を手に入れるのにも苦労したりするかもしれないので、生ゴミが肥料としてプランターに使えるのはとても良いかもしれない。

また、地方の一戸建てに住んでいても上手くコンポストを運用するのはなかなか難しいから、本機が役に立つはずだ。使い始めてみると、1日の終わりに本機で生ゴミを処理するのが習慣になってくる。我が家のように、小さな庭で園芸をやっていると、なおのこと便利に感じる。使い続けたいアイテムだと感じた。

冒頭にも書いたが、地方自治体によっては生ゴミ処理機に補助金が出る。『生ゴミ処理機 補助金 (お住まいの)自治体名』で検索してみていただきたい。見てみると1〜3万円ぐらいの補助金が出ることもあるようだ。残念ながら、筆者が住んでいる横浜市の生ゴミ処理機に対する補助金は、すでに終了していたが……。

(村上タクタ)

 

配信元: Dig-it

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