試合前のルーティーンはまつ毛パーマ! まつ毛を上げれば気分も上々
試合前のルーティーンはありますか?
まつ毛パーマには必ず行きます。顔を洗って鏡で自分の顔を見た時に、まつ毛が上を向いていると気分も上がるんです。それから、美容院に行ってヘアスタイルも整えます。表情が良いと調子も上がりますし、見た目がきまると自信にもなるし気合も入りますね。
競技のなかでもおしゃれを楽しむことを忘れないんですね。勝負メシはありますか?
試合の当日か前日には必ずいなり寿司を食べます。海外遠征ではいなり寿司は手に入りにくいので、そういう時には電子レンジで温めて食べられる、いなり餅を持っていきますね。試合直前には糖質を手軽に摂取できるカステラを必ず食べます。
試合後のご褒美に食べるものはありますか?
決まったものはなくて、その時に食べたいものを食べに行くことが多いです。この夏、ドイツで開催された「ワールドユニバーシティゲームズ」からの帰国後は、ついに“ひとり回転寿司”デビューをしました。チームメイトがちょうど帰省の時期で誰もつかまらず、でもどうしても日本食が食べたくて…。最初は緊張したけど、意外と大丈夫でしたね(笑)
チームで毎年ポーズを決めており、今年は“LOVE”を表現したポーズに!
ますます、ひとり時間が充実しそうですね。では最後に、今後の目標を教えてください。
今年の「全日本女子駅伝」と「富士山女子駅伝」で優勝し、2年連続2冠を達成することです。立命館大学を志望した一番の理由は、えんじ色のユニフォームを着て駅伝を走る先輩方の姿に憧れたから。次は私の姿を見てくれる、陸上が好きな子たちに「かっこいいな」って思ってもらえる走りをしたいですね。大学卒業後も陸上選手として、挑戦し続けたいと考えています。そして将来的には、子供たちにスポーツの楽しさを伝えられる存在になるのが夢です。
主将としての心がけとして「かっこいい走りで引っ張る」という言葉が印象的でした。自らの行動で示すというのは、どんな組織においても信頼されるリーダー像かもしれません。また、競技生活で張り詰めた緊張を上手に緩めることが、高いパフォーマンスを発揮する秘訣のようです。慌ただしい毎日に疲れを感じている人は、土屋さん流のリフレッシュ方法を参考にしてみてはいかがでしょうか。
写真/松井ヒロシ 文/内山真紀

