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クラッシュ連発で赤旗3回の大波乱! アストン育成クロフォードが最速。宮田莉朋は19番手|FIA F2バクー予選

クラッシュ連発で赤旗3回の大波乱! アストン育成クロフォードが最速。宮田莉朋は19番手|FIA F2バクー予選

F1アゼルバイジャンGPに併催されるFIA F2第12戦バクー。9月19日(金)には予選セッションが行なわれ、ジャック・クロフォード(DAMS)が最速タイムをマークした。

 F2の予選は30分間の計時方式。5分程度のディレイと共にスタートすると22台が一斉にコースへ駆け出していったが、半数のマシンが最初のアタックを終える前にアマウリー・コルディール(ローディン)がターン13でウォールに激突。これにより赤旗が提示され、セッション中断となった。

 マシン回収を経て、予選は残り22分で再開。この時点ではマクラーレン育成のアレクサンダー・ダン(ローディン)が暫定トップに付けていたが、このタイムをアストンマーティン育成のクロフォードが1分54秒791で上回り、首位に躍り出た。

 コース上に残って複数回のタイム計測を行なうドライバーも少数ながら存在したものの、トップタイムを塗り替えるまでは至らず。レオナルド・フォルナローリ(インヴィクタ・レーシング)も2番手止まりとなった。

 各車はピットで新品タイヤに交換し、残り10分で再びコースイン。2回目の計測ラップでターン10のウォールに右フロントタイヤを当てたダンも修復を経て、隊列の後方ながらコースに戻ることができた。

 タイヤのウォームアップを終えて最後のアタック合戦がスタート……というところで再び赤旗中断。ウイリアムズ育成のヴィクトー・マルタンス(ARTグランプリ)がターン3で曲がりきれず、ウォールの餌食となったのだ。

 マーシャルがマシンの回収とバリアの修復を終えてピットレーン出口の信号がグリーンに灯り、残り4分と時間が限られる中で各車とも我先にとコースへ出ていったが、タイム計測に入ったところで3回目の赤旗。ターン1でオーバーランを喫したロマン・スタネック(インヴィクタ・レーシング)がコースへ復帰する際に、レーシングラインを走るジョン・ベネット(VAR)と激しく衝突してしまったのだ。スタネックはセッション後の審議対象となった。

 幸いドライバーたちに大きな怪我はなさそうだったが、セッションは時間切れ。クロフォードが予選最速で、日曜日のフィーチャーレースをポールポジションからスタートすることとなった。ランキング首位のフォルナローリがフロントロウに並ぶこととなる。

 土曜日のスプリントレースは上位10台のリバースグリッド制となっているため、予選10番手のセバスチャン・モントーヤ(プレマ)が先頭からスタートを迎える。

 宮田莉朋(ARTグランプリ)は赤旗の影響も受けたか、クロフォードから2.375秒落ちの19番手と苦戦した。

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