10月23日に行われたドラフト会議で、巨人が山城京平(亜細亜大)を3位指名し、交渉権を獲得した。彼が一体どんな選手なのか紹介しよう。
【名前】山城京平(やましろ・きょうへい)
【生年月日】2003年9月20日(22歳)
【出身地】沖縄県
【身長/体重】174cm/70kg
【守備位置】投手
【投打】左投左打
【経歴】興南高→亜細亜大
【記事】【2025ドラフト候補ランキング最終版│1~10位】創価大・立石、健大高崎・石垣、青山学院大・中西の“BIG3”に続くのは一体誰だ!?<SLUGGER> 小柄なサウスポーが繰り出す最速154キロの快速球は威力十分。興南高時代にはチームOBで島袋洋奨(元ソフトバンク)から指導を受け、2010年に甲子園春夏連覇を果たした先輩左腕のように、ややトルネード気味で打者に背中を向けるフォームも特徴だ。横滑りするスライダーは、同じく高校の先輩である宮城大弥(オリックス)を彷彿させる。
今春は東都大学リーグ1部で防御率1.39を記録して最優秀防御率に輝いたが、大学日本代表に選ばれてからはやや精彩を欠いている。また、奪三振と同じぐらいのペースで四球を与える制球力が課題で、長いイニングを投げていない体力面も懸念されている。
プロでは一軍で戦力になるまでには少々時間がかかるかもしれないが、それでも左で悠々と150キロを超えるストレートを投げ込める投手は希少価値。スケール感と将来性はピカイチと言っていいだろう。
構成●SLUGGER編集部
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