
【ワークマンの凄すぎるアウター】気温5℃~25℃まで上半身を「常温」に保つ!? 寒暖差ストレスを解消する“断熱βジャケット”の実力を体験レポの画像一覧
急に寒くなってきました。特に朝晩の冷え込みは激しく、分厚いコートを着用したくなります。しかし、毎年のことながら外は寒いけれど電車内は暑い。あるいは朝晩は寒すぎるけれど日中は暖かい日もある。そんな寒暖差に悩むことがあるのではないでしょうか。そこでおすすめしたいのがワークマンの「XShelter 断熱βライトウォームジャケット」。気温5℃から25℃まで寒暖差がある環境でも上半身を「常温」に保ち続けてくれるといいます。実際に着用して体験した、この2,900円のコスパ最強アウターの驚くべき実力を徹底レポートします。
気温5℃~25℃まで快適に過ごせる素材「断熱β」

ワークマン
XShelter 断熱βライトウォームジャケット
¥2,900(税込)
「XShelter 断熱βライトウォームジャケット」はシンプルで細身なジャケットです。サイズはS・M・L・LL・3L・4Lがあり、カラーはこの記事でご紹介しているブラックに加え、ネイビー・セージグリーン・レッドがあります。
ジャケット自体についてご説明する前にまずは「XShelter 断熱β」という素材について。
昨年まで販売されていた「XShelter」シリーズには「断熱α」という素材が使用されていました。今年はさらに進化し「断熱β」という素材が使用されているのですが、それぞれの違いは
- α…薄くて軽い断熱シートを使用。透湿性に優れ、ムレにくい
- β…保温性がやや高く、断熱性がより高い。ストレッチ性があるので動きやすい
です。今年もα素材を使用した商品が出ていますが、αとβどちらが良い悪いというよりは、得意分野が異なるのでお好みの方を選んでね、ということのよう。着用する際の状況や自分の体質・サイズに合わせて選んでみてくださいね。
しかし、βの方は気温が25℃まで上がった状態で着用しても蒸れずに、逆に5℃まで下がった場合でも快適に過ごすことができるとされています。これは高い断熱性を保つこと、そして特殊な多層構造により空気の層を作り、冷気が伝わりにくいことから実現しているといいます。
スリムに着こなせるのに「無」「常温」を保つ
さすがに5℃~25℃まで快適でい続けられるというのは大げさすぎる表現ではないか?と思い、実際に着用してみました。まずはジャケットとしての着心地について。筆者は158cmですが、Mサイズを選択しました。SかMかは好みによると思いますので試着することをおすすめします。
袖部分がすぼまっているので動きやすい&冷気が入ってこないのは良いなと思いました。だらんとなるデザインだとついうっかり汚してしまうこともありますので、このスリムさはありがたいです。
袖だけでなく全体的にスリムなシルエットなのも良いです。男女問わず、さらにスーツなどお仕事時にも私服時にも着やすいですね。ダウンのようにもこもこしないのは個人的にはかなり好みです。
気温が12℃だった日に、薄手のカットソー1枚のみの上に「XShelter断熱βライトウォームジャケット」を着て外出してみました。外に出ると……無。上半身だけ“常温”で寒さを全く感じません。
歩いていても汗ばむことはなく、一瞬「蒸れてきたか?」と思うことがあるものの、すぐにすっと落ち着きます。そして窓ガラス曇るほどの温度差があった電車内でも蒸れることはありませんでした。これまでに体験したことのないちょっと不思議な着用体験です。
12℃の日にカットソー1枚でも問題なかったのですから、今後さらに気温が寒くなった時には中の衣類を重ねることで十分に対応できると感じました。さらに腰のスピンドルで冷気の侵入を防ぐことも可能です。
ポケットは左右1か所ずつと胸元の合計3か所、さらに内側左下にも内ポケットがあります。
外についているポケットはすべてファスナー付きですが、貴重品などを入れておくのに内ポケットはよさそうです。
そして左胸元内側には「サーモメーター」がついています。XShelterを使用している商品にはすべてサーモメーターが搭載されているとのことですが、これは衣服内温度をチェックするため。衣服内の快適温度は温度31~33℃、湿度40~50%といわれており、現状を把握することで衣類の着脱や前を開ける・閉めるなどの対応ができるようになっているんですね!
