『SUPER Jr.TAG LEAGUE 2025』後楽園ホール(2025年10月23日)
Bブロック公式戦 ○藤田晃生&ロビー・イーグルスvsエル・デスペラード&KUUKAI×
ジュニアタッグリーグ戦が開幕。昨年覇者の“ICHIBAN SWEET BOYS"イーグルス&藤田がデスペラード&KUUKAIを熱戦の末に撃破し、藤田は「誰にも負けない新日ジュニア愛」を強調して史上最年少連覇を誓った。
イーグルス&藤田は昨年の優勝チーム。2017年から2019年まで3連覇を成し遂げたYOH&SHOに次ぐ史上2組目の連覇を狙う。対するデスペラード&KUUKAIは10・11所沢大会でIWGPジュニアタッグ王者・DOUKI&SHOに敗れたばかり。デスペラードは10・6後楽園大会でDOUKIにIWGPジュニア王座を奪われている。
デスペラードとイーグルスの先手争いで幕を開け、藤田とKUUKAIは張り手合戦、エルボー合戦で火花を散らす。藤田が強烈な逆水平で競り勝てば、KUUKAIはすぐさま顔面へのドロップキックで応戦。ならばとイーグルスが加勢し、息もつかせぬ連続攻撃で反撃すると、デスペラードが飛び込んでもサンドイッチサッカーボールキックで蹴散らした。
ここからイーグルス&藤田はKUUKAIに的を絞って主導権を握る。藤田が逆片エビ固めで絞め上げ、デスペラードがカットに入っても逆水平を見舞って撃退。イーグルスは逆水平連打、ミドルキック連打を浴びせたが、トップロープに飛び乗っての攻撃はKUUKAIがストマックブロックで迎撃した。
ようやくタッチを受けたデスペラードがバックドロップで巻き返しを図るものの、イーグルスは後頭部へのスライディングラリアットで流れをせき止めた。藤田もスワンダイブ式ミサイルキックで続いたものの、デスペラードはスピアーで応戦。ギターラ・デ・アンヘルで叩きつける。藤田がエルボー合戦を制してもスパインバスターからのマフラーホールドで捕らえた。
耐えた藤田はザックばりのクラーキーキャットで切り返し、イーグルスとの合体変型バスターを敢行。デスペラードも二人を鉢合わせにし、藤田に張り手をお見舞い。イーグルスをダイアモンドカッターで叩きつける。KUUKAIはソバット、トラースキックを打ち込み、旋回式フェースクラッシャーで追い討ち。ジャベを阻止されてもデスペラードがアバランシュホールドでセットしたイーグルスにムーンサルトプレスを発射した。
イーグルスも反撃を狙うものの、ことごとく読んだKUUKAIはボーアンドアローで捕獲。あわやの場面だったが、藤田のカットが間に合うと、レッグラリアットでデスペラードを蹴散らす。イーグルスがトラースキック、藤田がスピンキックを立て続けに決めると、合体技・スイートバスターをさく裂。デスペラードのカットで3カウントは入らなかったものの、藤田がコーナーからのトペコンヒーロで突っ込んで分断。孤立したKUUKAIをイーグルスと藤田は背中合わせの状態で担ぎ上げると、そのまま突き刺す合体技・The Interceptorで3カウントを奪った。
20分近い熱戦の末、イーグルス&藤田が初戦白星。連覇へ向けて好スタートを切った。試合後、藤田はマイクで「俺とロビーが組んで、史上最年少2連覇、獲っていくぞ」と宣言。「KUUKAI、お前のバックステージ(コメント)を聞いた時、『俺はプロレスを愛しています』『プロレスに感謝しています』って。正直、こいつ何言ってんだって思ったよ。でも今日リングで対峙して、その気持ちが伝わった。またやろう」とKUUKAIにエールを送ると、「だが、新日本プロレス愛、新日ジュニアの愛は俺は絶対負けない。今の新日本の中でも俺が一番強い。この団体が大好きだ。このジュニアタッグリーグ、俺とロビーでまた獲るぞ」と誓った。新日ジュニアへの強い思い入れを胸に、藤田はスーパージュニアに続き、タッグリーグ戦でも史上最年少記録を打ち立てるつもりだ。
【試合後のイーグルス&藤田】
▼イーグルス「道を開けるんだ! 数字がどうあれ、俺としては『SUPER Jr. TAG LEAGUE』初戦のメインイベントに勝利したら、AブロックでもBブロックでも関係ない。俺たちが頂点、皆が倒したいチームだ。HOUSE OF TORTUREでもない。DOUKIとSHOでもない。あいつらは輝く王座を持っているが、実力が伴っていない。YOHとワトでもないぞ。あいつらは俺たちから王座をやっとのことで奪っただけで、即席のチームだ。他は誰だ? 誰がこのトーナメントにいた? 皆新しいヤツらだ。DRAGONGATEから参戦してるヤツやヤングライオンもいる。誰も“ICHIBAN SWEET BOYS"に手を出せない。俺たちは触れられない存在で、誰にも屈しない。だからこそ、俺たちはTMDKの名を背負っているんだ」
▼藤田「見たいだろう。史上最年少で2連覇見てぇだろう。今のジュニア、いろいろ言われてるな。でもな、俺が面白くするから楽しみにしとけよ。あと、まぁ一個人のバックステージだ。これは会社に言わされてるどうこうじゃねぇ。KUUKAI、お前、メキシコで隣にもう一人、日本人いんだろう。俺はそいつのことよく知ってんだ。よろしく伝えといてくれよ。またリングの上で再会したいなと俺は思ってる。まぁ、誰だかは知ろうが知るまいがいいけど、そのうちリングの上で繋がれたらいいなと思ってます。ジュニアタッグリーグ、どうよ? 初戦だけど、分かるだろう。俺とロビーが一番だ。なぁ、負ける気も負ける気配もないだろう。胸張って言ってやる。今年も俺たちが獲るぞ。以上」
▼イーグルス「7年の努力が実り、初の完全制覇だ」
【試合後のデスペラード&KUUKAI】
▼KUUKAI「ああ、クソッ! ああ、クソッ! すいません」
▼デスペラード「謝んなくていいよ。タッグの負けはな、チームの負けなんだよ。俺がそっちにいたって、そうなってたと思うよ。それだけの完成度だったってことだよ、あっちがよ。悔しいね」
▼KUUKAI「悔しいです。まだまだ、まだまだやれます。まだまだ」
▼デスペラード「当たり前だよ。当ったり前だって! 始まったばっかだぞ! スタートが上手くいってたまるかよ。たまたまそういうヤツだっているだろうよ。俺たちは違うってだけだ」

