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アウラ、不憫です…『ドラゴンクエスト』のいまだ謎に包まれたわりと重要ぽいキャラ

アウラ、不憫です…『ドラゴンクエスト』のいまだ謎に包まれたわりと重要ぽいキャラ


昨今知られる「アウラ」といえば彼女ですね。TVアニメ『葬送のフリーレン』場面カットより (C)山田鐘人・アベツカサ/小学館/「葬送のフリーレン」製作委員会

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アウラ、神でした

「アウラ」といえば、昨今では『葬送のフリーレン』に登場する魔族「断頭台のアウラ」の名前が広く知られ、まずは連想されるでしょうか。実は「ドラゴンクエスト」シリーズにも、「アウラ」という名前が見られます。しかもけっこう、重要そうな肩書きの存在なのですが、おそらくほとんど知られていないのではないでしょうか。

 というのも、ゲーム本編には一切、登場していないからです。

 同シリーズにおける「アウラ」なる名前の初出はファミコン版『ドラゴンクエスト』、1986年に発売された原点たる第1作でした。その取扱説明書の「せいすい(聖水)」の項には「満月の夜、銀のひしゃくで泉からすくいとった水を、光の神アウラの祭壇で清めた聖なる水」とあります。アウラ、光の神でした。

 ご存じのように「ドラクエ」シリーズの「ロト三部作(I、II、III)」において、「光」は重要なワードです。『ドラゴンクエスト』の物語は、かつて「勇者ロト」が神から授かり魔物を封じた「光の玉」を、「竜王」が奪ったことに端を発しています。

 その「光」の「神」ですから、冒険の舞台「アレフガルド」の世界においても重要なポジションにあると思われるのですが、上述のようにゲーム本編では一切、言及されていません。なお『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』で光の玉を授けてくれるのは「竜の女王」で、「神の使い」を自称しており、その「神」そのものの名前は見受けられませんでした。

 そしてファミコン版『ドラゴンクエストII 悪霊の神々』の取扱説明書における「せいすい(聖水)」の項には、上述した「満月の夜」に始まる「アウラの祭壇で清めた」というくだりは見られません。製法が変わったのでしょうか。あるいはもしかすると、前作から100年後の世界ではその名を忘れられてしまっているのかもしれません。だとすると不憫すぎます、アウラ。

 ちなみにファミコン版『ドラゴンクエスト』の取扱説明書にはこのほかにも、勇者の出現を予言した「ムツヘタ」なる人物の名前も見られ、こちらも本編での登場はありませんでした。「アウラ」もそうですが、いわゆる「フレーバーテキスト」のような、つまりゲームへの直接的な関与はなくともその世界観を彩る存在、といったところでしょうか。

 ところがそのムツヘタは、現実世界で30年ののち、『ドラゴンクエストビルダーズ アレフガルドを復活せよ』にて登場しました。アウラは……2025年10月30日に発売されるHD-2D版『ドラゴンクエストI&II』での登場や言及はあるのでしょうか、注目ですね。

配信元: マグミクス

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