好きな人ができるのは素敵なことですが、好きすぎてつらい片思いは苦しいですよね。
つらくなってしまう片思いの原因は人それぞれ違うとは思いますが、つらすぎる片思いは心地よいものではありません。
そこで本記事では、片思いがつらいときの対処法について紹介していきます。
また、つらすぎる片思いの中には諦めた方がいい恋愛もあります。
そこで諦めた方がいい場合とそうでない場合の見分け方も、合わせてご紹介していきます。
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1. 片思いがつらい……その原因は?

片思いがつらいときの対処法を実践する前に、まずは片思いがつらくなってしまう原因を理解していきましょう。
相手の気持ちがわからないから
片思いのときは相手の気持ちが見えにくいもの。アプローチしたり告白したり、自分から行動して相手の反応を見てみない限り、相手が自分のことをどのように思っているかはわからないもの。
それに相手が自分に反応してくれたとしても、それが相手の本音であるという確証はありません。
「相手の気持ちがわからない」というのは誰だって不安になるもの。
とはいえ、何事も悪いほうへ捉えてしまう癖がついていたりすると、好きになればなるほど相手の気持ちを勝手に推測してしまい、つらくなってしまうなんてことも。
相手の反応がないから
自分の好きな思いと、相手の反応が噛み合わないことでつらい思いをすることがあります。
相手の気持ちを知る手段として、LINE(ライン)やメールを送る・自分からアプローチする(デートに誘う)などがあります。
とはいえ、それらのアプローチに対する相手の反応がないと、相手の気持ちを知ることはできません。そしてもし、その反応がなかったら……。
相手を思えば思うほど、LINEやメールの返事が返ってこないだけで不安になってしまうものです。
もしかしたら、元々LINEやメールをこまめに返さないだけかもしれません。
でも相手との仲が深まっていないときには「余計なこと言っちゃったかな」「会話が楽しくなかったのかな」と不安になりますよね。
他のことに集中できなくなるから
四六時中相手のことばかり考えてしまい、他のことに気がまわらなくなってしまうのもつらいですよね。
やらなければならないことが目の前にあるのに、頭の中は相手のことでいっぱいです。
そのうえ、相手とのことを想像して、一人で勝手に盛り上がったり、勝手に凹んだり……。
頭の中が相手でいっぱいになったとき、気持ちが盛り上がるだけならいいのですが、勝手にネガティブな展開をつくりあげて凹んでしまう人にとっては、片思いがつらいものになってしまいます。
今の関係が壊れてしまうのが不安だから
片思いしている人が望むのは両思いになってカップルになることなのではないでしょうか。
しかしカップルになれるかどうかは相手の返答しだいですよね。
片思いがつらいと感じている人の中には、「告白によって今の関係が壊れてしまうのが怖い」と考えるひともいます。
意を決して告白したとしても、相手がOKしてくれるとは限りません。断られてしまったら、今までと変わらない関係に戻れるとも限りません。
ネガティブな未来を想像すると怖くなってしまうもの。でも片思いのままでは、いつまで経っても相手に思いを伝えられません。このジレンマがつらいんですよね。
嫉妬心から
「片思いがつらい」と感じてしまうのは、自分の行動だけが原因ではありません。
相手が他の人と話している姿や、他の人と一緒にいるのを見たときに生じる「嫉妬心」から、つらくなることもあります。
自分以外の人と仲良く話している姿が気になってしまったり、話している内容を全部知りたいと思ってしまったり……。
相手が自分以外の人とどう付き合おうが相手の勝手だとわかっていたとしても、相手のことを思えば思うほど嫉妬心は芽生えてしまうもの。
でも芽生えてしまった嫉妬心や不安に自己嫌悪してしまう人も少なくありません。
相手にも自分を好きでいてほしいから
「相手にも同じくらい自分を愛してほしい」と考えている人はいませんか?
「自分の思いと同じくらい、相手にも自分を好きでいてほしい」という気持ちが強すぎると、片思いがつらくなってしまいます。
あなたの気持ちが大きすぎると、相手からの反応に物足りなさを感じることも。「見返りを求めてしまう人」もそうです。
「自分はこんなにも好きなのになぜ?」と相手からの好意を求めてしまう人も、片思いはつらく感じられるはず。
でも、相手があなたのことをどう思っているかは、相手にしかわからないものですよ。
好きな人に相手がいるから
片思いの相手が、もう恋人がいる人だったり既婚者だったりすると、どんなにアプローチしたところで、あなたの思いを叶えることはできません。
好きという思いが募っても、好きな人に相手がいるという事実を覆すことはできませんから、片思いがつらくなってしまいます。
2. 片思いがつらいときの対処法

上記で、片思いがつらい原因について紹介しました。
つらいと感じる原因は人それぞれ違うとは思いますが、共通して言えることは「相手の気持ちは、本人にしかわからない」ということ。
どんなに片思いをしていても、相手の気持ちをコントロールすることはできません。
つらい片思いは、「自分の意志では」どうすることもできません。ではどうすればつらい片思いに対処できるのか、ご紹介していきます。
相手と距離を置く
つらすぎる片思いから「潔く諦めたい!」という人は、心を落ち着かせるためにも相手と距離を置きましょう。
相手との距離を置く方法は色々あります。
・相手のSNSを見ない
・相手の連絡先を消す
・相手に関係する物を捨てる
・相手の姿を視界に入れない
順番に見ていきましょう。
<相手のSNSは見ない>
相手のことを思えば思うほど、相手のことをもっとよく知りたいという好奇心が生じるもの。
でも相手を深く知ろうとすることで、知りたくなかった情報が目に入ってしまい、余計つらく感じてしまうこともあります。
例えば、SNSを通じて恋人の存在を知ってしまったなど……。
好きな人のSNSは、好きな人の状況を知ることができる最適のツールではありますが、相手の状況を知れば知るほどつらくなってしまうのであれば、SNSを覗くのはやめましょう。
SNSから距離を置いて、好きな人の情報を減らしましょう。
<相手の連絡先を消す>
潔く関係を断ちたいのであれば、連絡先を消すことをおすすめします。
「もうメッセージは送らない!」と思っていても、意志だけではどうにもできないことだってあります。
連絡先が残っていると、相手への思いがふと募ったときに、連絡をとってしまう可能性があります。
連絡先自体を消してしまうのは強硬手段に思えるかもしれませんが、そこまでしてようやく断ち切れる思いというのもあるものです。
徹底的に距離を置き、相手のことを忘れるぐらいの覚悟がある場合には、LINEのアカウントをブロックしてしまうのもいいでしょう。
<相手に関係する物を捨てる>
相手と距離を置こうとしても、好きな人に関係する物のせいで、ふと好きな人のことを思い出してしまうことがあります。
思い出が蘇ってしまうと、好きな人への思いも再燃してしまうというもの。
これもまた、連絡先を消すのと同じくらい強硬手段ではありますが、潔く相手への思いを断ち切りたい人にはおすすめの方法です。
<相手の姿を視界に入れない>
相手への思いを断ち切りたいなら、相手を視界に入れないようにしましょう。
例えば、片思いの相手に会うために通っていた場所があるならそこへは行かない、好きな人がいた習い事のクラスとは違うクラスに入る、などです。
とはいえ、片思いの相手と同じ職場など、会うことを避けられない場合もあります。
その場合には、接する頻度を極力下げたり、仕事以外での関わりは持たないようオン・オフをはっきりさせるなどの方法があります。
もちろん、これらの方法は「潔く諦めたい」人向けの方法です。
つらい片思いを対処するために、好きな人を忘れる・諦める必要があるというわけではありません。
好きな人との思い出を大切にすることで、つらい片思いからゆっくりと解放される人もいます。
ただ、片思いがあまりにもつらすぎる場合には、このような方法もあるということを思い出していただけると幸いです。
絶対に一人では考えない
ふと相手のことを思い出してはつらくなってしまうタイプの人は、一人で考え込んでしまう時間をなくしましょう!
<人のいる場所で気晴らしをする>
このようなタイプの人は、料理をしたり旅行に行ったりといった気晴らしをしていても、一人でいるとついつい相手のことを考えてしまうものです。
気晴らしはおすすめですが、どうしても相手を思い浮かべてしまう場合には、必ず「人のいる場所で」気晴らしをするようにしましょう。
例えば料理をするのであれば、料理教室のように誰かと一緒にいる空間で料理をしてみたり、旅行に行くのであれば、一人旅ではなく友達と一緒に行ってみたり。
一人でいるとネガティブな想像をしてしまいがちな人であれば、そのネガティブな想像ができないぐらい、誰かといる時間を楽しんでしまえばいいのです。
<友人に相談する>
片思いについて友人に相談するのも手です。
一人で考え込むのではなく、相手に向かって話すことでつらい気持ちを吐き出すことができます。
友人に相談することで気持ちが軽くなれば、対処する方法を冷静に導き出せるかもしれません。
<大勢で遊びに行く>
つらい気持ちを吐き出すために借りる力は、何も友人ひとりである必要はありません。
つらい気持ちを紛らわすために、大勢でどこかへ遊びに行くのもおすすめです。たくさんの人と楽しい時間を過ごすことができれば、不思議と明るい気持ちが満ちてくるもの。
また、あなたの話に耳を傾けてくれたたくさんの人が、あなたに共感してくれたり、あなたとは違った観点で意見やアドバイスをくれたりすることでしょう。
つらい片思いの見え方が変わる絶好の機会になるのではないでしょうか。
つらさを吐き出してみる
「片思いがつらい」と感じる人の中には、その「つらい」という感情を吐き出すことで心が落ち着く、という人もいるはずです。
つらさを吐き出すのにおすすめの方法は、
・文字にして感情を吐き出す
・映画や音楽を鑑賞して、泣いて吐き出す
があります。
<文字にして吐き出す>
つらい感情や晴れない気持ちを文字にして吐き出すと、自分の感情を客観視することができます。
書くだけで100%心が晴れるわけではないものの、自分が抱えているモヤモヤとした感情を冷静に見ることができるので、解決方法を導き出すには良いヒントになるでしょう。
例えば、「つらい」と感じている理由が、「相手がこちらを振り向いてくれない」だとします。
心の中でグルグルと考えているうちは「なんで?」「どうして?」と感情的になってしまうものです。
でも文字にした自分の感情を冷静に見ることができれば、「相手が自分をどう思っているかは相手にしかわからない」という当たり前のことを、素直に受け入れられるのではないでしょうか。
<映画や本を鑑賞して泣く>
つらいという感情から解放されたい場合には、涙を流すのも効果的です。涙を流してストレスから解放されましょう。
巷には「泣ける」というキャッチコピーを背負った映画や本がたくさんあります。もちろん、自分の中でお気に入りの泣ける映画や本があればそれでもOKです。
思いっきり泣いて、つらい気持ちを吐き出してしまいましょう。
恋愛とは違うものに目を向ける
恋愛とは全く違うものに目を向けて、つらい片思いから自分を遠ざけるのもおすすめです。
なお、恋愛とは全く違うものに没頭して片思いから意識を遠ざけるのであれば、ある程度「時間がとられる」ものや「自分にとって大変なもの」を選ぶのがおすすめです。
例えば趣味やスポーツを始める場合、読書や散歩といった比較的ゆったりとした趣味やスポーツだと、ふとした時に相手のことを思い出してしまう可能性があります。
英会話や資格勉強に励んでみたり、フットサルなどチームを組んで行うスポーツに挑戦したり、相手のことを思い出さずに済むぐらいのものがおすすめです。
それでも片思いを諦めきれない人は
どんなに片思いがつらくても、「相手への思いを諦めきれない!」という人もいるでしょう。
確かに片思いは必ずしも諦めなければならないわけではありません。そんな人は以下の方法で、つらい片思いに対処してみてください。
・冷静さを取り戻す
・片思いに期間を設ける
・片思いを成就させる研究をする
・行動に出る!
<冷静さを取り戻す>
片思いがつらいのは、相手のことが好きすぎて感情的になっているからかもしれません。そこでまずは冷静さを取り戻しましょう。
感情的に恋愛をするのではなく、どうしたらつらい片思いから解放されるか、冷静に判断して行動に移すのです。
この恋愛を諦めるべきか、諦めずに行動するべきか、それを考えなければ、いつまでたっても片思いがつらいままです。
<片思いに期間を設ける>
冷静さを取り戻したら、片思いに期間を設けましょう。いつまでもダラダラと片思いを続けていては、あなたの人生はつらいままです。
進展させるにしても、告白するにしても、期限を設けましょう。期限を設けることで、その期限までに片思いをどうにかしようと努力を始めることができますし、あなたの思いにメリハリがつきます。
片思いの期限は「自分の誕生日まで」「来年の同じ日まで」と具体的に設けるようにしましょう。
<片思いを成就させる研究をする>
“研究をする”と書きましたが、要するに片思いを成就させるための努力を惜しまない、ということです。
相手のことが好きすぎてつらいなら、行動に出るべきです。その行動が成功しないかもしれないという不安に苛まれているのであれば、成就させるための努力をしましょう。
もちろん、どんなに研究をしたところで、あなたの告白に対する相手の返事は相手が決めるものです。あなたにコントロールできるわけではありません。
とはいえ、あなたが行動に出る(告白をする)までの行動が無駄になることはありません。努力した中で、他人から見たあなたの長所と短所を知ることができるかもしれません。
自分磨きをしたことで、あなたを魅力的に感じる人が現れるかもしれません。次の恋愛に活かせるという点で、無駄にはならないのです。
<行動に出る!>
あなたの告白に対する返事がYESかNOかは相手次第ですが、好きという気持ちを面と向かって吐き出すことで、つらい片思いから解放されます。
つらい片思いをしている人の中には、相手に一歩踏み出す勇気がないだけという場合もあります。
自分の中で勝手に物語をつくりあげてつらい思いをしているだけなのであれば、行動してしまったほうが早いことも。
相手の自分に対する気持ちを知りたいなら、本人に聞く以外、方法はないのです。
