3. 諦めた方がいい片思いとは

つらい片思いへの対処法を紹介してきましたが、片思いの中には、諦めたほうがいい片思いが存在します。
「潔く身を引いたほうが身のため」と言える片思いの場合、つらい思いを解消すべくどんなに積極的にアプローチしようにも、決して実らないものです。
以下のような片思いをしている人は、「潔く諦める」対処法を実践するよう心がけましょう。
相手にパートナーがいる
人が片思いするとき、その相手がフリーだとは限りません。恋人がいる人や既婚者を好きになることだってあります。
パートナーがいる相手を好きになってしまったこと自体が悪いことでは決してありません。でも、パートナーがいる相手との恋愛がうまくいくことはありません。
もし、片思いの関係になる前にパートナーの存在を知っていれば、自分の気持ちに歯止めをかけることもできたかもしれません。
しかし中には、パートナーの存在を、関係が親密になるまで伏せたままにする、パートナーと別れる気がないのに気を持たせるようなことを言う人が存在します。
そのような人を相手に恋をしてしまうと、叶わないものと分かっていても、相手の言葉に一縷の望みをかけてしまう人も少なくないのではないでしょうか。
でも!相手にパートナーがいる場合の片思いは、「諦めた方がいい」ものです。否、「諦めるべきもの」です。
厳しいことを言うようですが、両思いになる確証のない人との恋愛は時間の無駄ですし、仮にその人と両思いになったとしても、その人が自分以外の人と恋愛をしない確証はありません。
自分の立ち位置が変わるだけで、その人はあなたのことをキープしながら他の人とも恋愛を楽しむことでしょう。
既婚者を好きになってしまった……など誰にも言えない愛の行方は電話占いでよりよい未来へ導くことができるかもしれません。

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相手にあなたへの好意・関心がない
片思い中の相手に
・告白して断られている
・相手には他に好きな人がいる
・あなたへの好意や関心がない
という場合も、諦めたほうがいい片思いです。
悲しいことではありますが、このような場合には、あなたがどんなにアプローチしようと一切なびくことがないからです。
とはいえ恋心というものはなかなか諦めきれないもの。何度振られても「いつか振り向いてくれるのでは」とアプローチを続ける人は少なくありません。
しかしその猛アピールがかえって相手の心の距離を遠ざけることもあります。
潔く身を引かないと、しつこい人だと思われたり、ストーカーに間違えられたりして、あなたの印象が悪くなることも。
「一度振られたらきっぱり諦めろ」とも言いませんが、あなたに対して関心がない人を押しても無駄です。
それでもアプローチしたいなら「押してダメなら引いてみる」です。一度諦めるのもひとつの手なんですよ。
諦めなくていい片思いとは
諦めたほうがいい片思いが存在する一方で、諦めなくてもいい片思いも存在します。
片思いがつらい理由の中には「相手の気持ちを勝手に想像して不安になっているだけ」という場合もあります。
この場合、片思いをつらくしているのは自分自身なわけです。相手に告白してみたら両思いだった……ということも十分考えられます。
先で紹介した「諦めたほうがいい片思い」に当てはまらないのであれば、行動あるのみです!
相手がフリー
相手に恋人がいたり、既婚者だったりする場合には、その片思いを諦めるべきですが、相手がフリーの場合にはわざわざ諦める必要はありません。
もちろん、両思いになれるかどうかは、あなたが告白したときの相手の返事次第ですが、相手がフリーなのであれば、行動をとる前から諦める必要は毛頭ありません。
相手との仲は?
片思いの相手と仲がいいのであれば、わざわざ諦める必要はありません。
「告白して今の関係が壊れるのが怖い」という理由から、片思いがつらく感じることはあるかもしれませんが、それは諦めるべき理由にはなりません(ただし、つらい状態を解消したいのであれば一歩踏み出す勇気は必要になりますが)。
もし相手に避けられていたり、無視されていたりするのであれば、それは上記で紹介した「あなたへの好意・関心がない」に当てはまる可能性があるので注意が必要です。
が、相手の中にはただ単に「内向的なだけ」「照れ屋なだけ」という場合もあります。
「あなたに関心がない」のか「内向的なだけ」なのかを見分けるのは難しいものですが、その場合には第三者の力を借りて、自分たちの様子がどう見えるか聞いてみるのも手です。
相手が自分に見せるそっけない態度は、もしかしたら誰にでも見せているものかもしれないからです。誰にでもそっけないのであれば、あなたのことを嫌っているわけではない可能性が浮上しますよね。
暴言を吐かれる、嫌がらせをしてくるなど、あなたに対して極端なことをしてこない限りは、諦める必要はないと言えます。
4. 片思いが実らなくなる行為に要注意!

最後に、片思いを成就させたいがゆえにやりがちなNG行動について紹介していきます。
しつこく連絡する
好きな人とはコミュニケーションをとりたいもの。そのため、LINEやメールを送ってアプローチすること自体は問題ありません。
問題なのはその頻度です。好きな人とやりとりをしたいがゆえ、毎日のようにLINEやメールを送りつけるのはNGです。
相手からの返事を待ちわびて、既読がついていないにも関わらず次々にLINEを送ったり、既読スルーされたときに「LINE届いた?」とやんわり返事を求めてみたり……送られる側からしてみると、まるで連絡を「待ち構えられている」よう。
プレッシャーやちょっとした恐怖を覚えます。
毎日のように連絡を取り合いたい気持ちは分かりますが、相手のLINEやメールの頻度に合わせて、適度なやりとりをするよう心がけましょう。
次につなげようとしすぎる
もしかすると、つらい片思いをしている最中の人の中には、すでに数回食事やデートを経験している人もいるのではないでしょうか。
相手が同じように思ってくれているかは、相手に聞いてみないと分かりませんが、一緒に出かけられるととても嬉しいですよね!
好きな人とデートができると、「またデートしたい」と思うのは自然なことです。とはいえ、次につなげようとするとき、外堀を埋めるように次の予定をたてさせようとするのは絶対にNGです。
例えばあなたが「次はいつにする?」と送った後、「来月は忙しい」と返事がきたとします。
そんなとき「じゃあ、再来月の〇日はどう?」と提案したくなるかもしれませんが、その提案が相手にとってはプレッシャーに感じられることもあります。
すぐに次へつなげようとするのではなく、適度に距離を置くことも大切です。
もし相手があなたを好意的に捉えてくれていれば、相手から連絡が来る可能性も十分考えられますから。
次の予定が決まるのにワクワクする気持ちも山々ですが、ちょっとだけ我慢です。
やりすぎなスキンシップ
スキンシップは、好きな人との距離を縮めるのに効果的なコミュニケーションのひとつですが、やりすぎてしまうと逆効果です。
好きな人へのアプローチ方法として「ボディタッチ」がありますが、関係が密になっていない状態でむやみやたらにスキンシップをはかったり、少し大胆なスキンシップに挑戦してしまうと、相手から「馴れ馴れしい人」と思われてしまう可能性が高いです。
スキンシップは、「ある程度距離を縮めてから、その距離をより縮めるのに」有効なコミュニケーションだと捉えましょう。
気を引こうと他の人と仲良いアピールをする
巷では、片思いの相手の気を引く方法として「他の人と仲良くする姿を見せる」「他の人の存在を匂わせる」などの方法があるようですが、これはあまりおすすめできません。
相手があなたに気がある場合には、効果的なこともあるでしょう。でもあなたと他の人が仲良くしているのを見て、素直に「仲がいいんだな」と捉えてしまい、向こうから身を引いてしまう可能性のほうが高いでしょう。
逆の立場で考えてみてください。確かにあなたが負けん気の強いタイプであれば、あなたの好きな人が他の人と仲良くしている姿を見て「悔しい!」とよりアプローチに力を注ぐかもしれませんが、ほとんどの場合、他の人と仲良くしている姿を見て不安になる人のほうが多いのではないでしょうか。
あなたが知らないだけで、相手もあなたに好意を抱いていたとすれば、相手は他の人と仲良くしているあなたの姿を見て不安になってしまうのではないでしょうか。すなわち、この方法は逆効果なのです。
相手に合わせすぎる
「好きな人に嫌われたくない」そう考える人は少なくないでしょう。しかし、だからといって、何でもかんでも好きな人に合わせすぎるのはNGです。
相手の好きなものを共有したいがために趣味や考え方を合わせたところで、それらに関心をもっていなければすぐにバレてしまうでしょうし、相手から「自分の意見がない人」というレッテルを貼られる可能性もあります。
また、どんなことであっても好きな人を優先したり、なんでもYESと答えてしまったりする人は、都合のいい相手を求める人にとって格好の餌食です。
「嫌われたくない」というあなたの思いをうまく利用して、体だけの関係をつくりあげる人もいます。このような関係になったとき、傷つくのはあなただけです。
そもそも、あなたの意見と違うだけで機嫌を損ねるような相手は、好きな相手としておすすめできません。
自分の意見はしっかり持ってください。考え方に違いがあっても、受け入れてくれる人はいるのですから。
