応援ゲストが作品の魅力を語る!

『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL』の応援ゲストとして登壇した岩井は「攻殻機動隊は、多くの作品に影響を与えてきた世界観そのものが魅力」と紹介し、「80年代の段階で“電脳”や“身体拡張”などを描いた革新性があり、それをサイエンスSARUが現代でどう表現するのか楽しみです」と語りました。
『超巡!超条先輩』応援ゲストの宮田は「9割5分はふざける作品」と言い切りつつも、「不意に泣ける瞬間がある」と余韻のある魅力を熱弁。肩の力を抜いて楽しめる作風でありながら、ふと心に刺さるようなシーンもあるため、今回のラインナップの中でも最も入り口の広い作品だと紹介し、短い時間で気軽に楽しみたい層から物語性を求める層まで、幅広く届く作品だとアピールしました。
『マリッジトキシン』の応援ゲストの井上は本作を「“なんだこの能力!?”と、次々に驚かされるタイプの物語」と紹介。「少年ジャンプ+」での累計閲覧数がすでに2億4000万回(10月22日時点)を突破している点にも触れ、“漫画・アニメファン待望のアニメ化”として期待を寄せていました。
キャスト陣が特にこだわった“声”の表現

続いての話題は、キャスト陣が特にこだわった“声”の表現へ。まず安田は「オーディションをするにあたって、このヒロイン役の人たちと掛け合わせていって、同じスタジオで4人ぐらい並んでスタジオオーディションをしたんですけど、隣のマイクで歌っている人が、僕が読んだ瞬間に明らかに“うるせえ”という雰囲気を感じたので、これはやったぜって思いました」と振り返り、会場を沸かせました。
続けて瀬戸は、「山吹有栖くんが“その声を探したい、その声の主を探したい”って思うくらい魅力的な声であり、魅力的な話し方であり、素晴らしい歌声だったということを我々は役者として演じなきゃいけない。この声になって改めて“魅力的な声ってなんだろう”って、1から考える作業をしたので、とても新鮮な気持ちでマイクの前に立たせていただきました」と語り、この作品ならではの役作りの難しさを明かしました。
大久保は「(原作の)先生方は、1つの作品を作るのにものすごいエネルギーや、自分の愛情をかけて作っていらっしゃるので、その“愛情をかけて生み出した子”を、私たちは“声”という形でお預かりしている感覚なんです。だから、寧々がすごくきついことを言う時に、私がそのまま“きつい芝居”をしてしまうと、こんなにかわいい目をしている子が“ただ嫌な子”に見えてしまわないか……みたいなことを、すごく考えたりしています」とコメント。

声優陣のこだわりを聞いた小籔が「ここまで考えてはるとは思ってなかった」と返すと、客席には柔らかな笑いが広がりました。