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新人アルデゲルがマレーシアFP1をトップ発進。スコールで不完全燃焼なセッションに|MotoGPマレーシアGP FP1

新人アルデゲルがマレーシアFP1をトップ発進。スコールで不完全燃焼なセッションに|MotoGPマレーシアGP FP1

セパン・インターナショナル・サーキットを舞台にMotoGP第20戦マレーシアGPが開幕。FP1はグレシーニのフェルミン・アルデゲルが最速となった。

 今回のマレーシアGPは、前戦に引き続きマルク・マルケス(ドゥカティ)とホルヘ・マルティン(アプリリア)のふたりが負傷欠場。特にマルク・マルケスはシーズン終了後のバレンシアテストを含む全欠が決まった。

 マレーシアGPはマルク・マルケス不在ということで、弟のアレックス・マルケス(グレシーニ)が最速最有力と目されている。また直近数戦で絶好調のマルコ・ベッツェッキ(アプリリア)も当然有力な優勝候補である。

 ただFP1が始まると、インドネシア、オーストラリアと絶不調だったフランチェスコ・バニャイヤ(ドゥカティ)が暫定トップタイムの2分0秒455をマーク。アルデゲルにその後タイムは更新された上、コースレコードにもかなり遠いタイムではあったものの、バニャイヤがタイムシートの上位に名前を連ねるのは久々のことと言える。

 とはいえタイムシートの上位は各メーカーが入り乱れる形であり、混戦模様であった。

 セッション中盤にはアレックス・マルケスがターン7で転倒。怪我などはなかったようだが、幸先の悪いレースウィークの立ち上がりとなってしまった。なお残り15分を切った頃にはジャック・ミラー(プラマック)も転倒した。

 そして残り時間10分を前に、サーキットには雨が振り始めた。東南アジア特有のスコールらしく一気に勢いを増す雨に対し、ライダー達はたまらずピットイン。実質的にこれで走行は終わりになり、最後にレインタイヤでの走行を試してFP1は終了となった。

 不完全燃焼な終わり方となったFP1だが、最速タイムは2分0秒199をマークしたアルデゲル。2番手にバニャイヤ、3番手にジョアン・ミル(ホンダ)が続いた。

 マレーシアGPではヤマハがアウグスト・フェルナンデスをワイルドカード参戦させ、2回目となるV4マシンの実戦テストを行なっているが、トップから2.7秒差の22番手だった。

 日本人ライダーの小椋藍(トラックハウス)はトップから1秒差の13番手タイムでセッションを終えた。

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