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ロケッツで新たなチャプターへ突入したデュラント。ウォリアーズ時代に「すべて証明した」と泰然自若の構え<DUNKSHOOT>

ロケッツで新たなチャプターへ突入したデュラント。ウォリアーズ時代に「すべて証明した」と泰然自若の構え<DUNKSHOOT>

現地時間10月21日(日本時間22日)、ヒューストン・ロケッツは、敵地ペイコム・センターへ乗り込み、昨季王者オクラホマシティ・サンダーとの開幕戦に臨んだ。

 NBAの2025-26シーズン初戦となったこの試合。両チームは同点12回、リードチェンジ22回を数える激戦を演じ、2度の延長戦に突入。最終スコア125-124でホームのサンダーに軍配上がった。

 ロケッツでの初陣となったケビン・デュラントは、選手紹介で古巣サンダーのファンからブーイングを浴びるなか、47分3秒プレーして23得点、9リバウンド、3アシストをマーク。

 もっとも、第4クォーター残り9.5秒にフリースローを1本ミスし、2度目の延長残り2.3秒にはシェイ・ギルジャス・アレキサンダーに痛恨のファウルを献上。決勝点を許した上に、ファウルアウトでコートを後にした。

 37歳のベテランフォワードは試合後、「俺はフリースローを外してしまったし、最後にファウルしてしまった。あの2つのプレーが俺たちの敗因だ」と悔やんでいた。
  それでも、フルメンバーではないなかで王者と互角に戦えたことは、ロケッツにとって収穫と言えるかもしれない。

 主軸のジェイレン・ウィリアムズが右手首のケガで欠場したサンダーに対し、ロケッツも長期離脱のフレッド・ヴァンブリートのほか、ドリアン・フィニー・スミス、ジェイショーン・タイトを足首のケガで欠きながらも踏ん張った。

 アルペレン・シェングンがゲームハイの39得点に11リバウンド、7アシスト、2スティール、アメン・トンプソンが18得点、4リバウンド、5アシスト、ジャバリ・スミスJr.が16得点、5リバウンド、スティーブン・アダムズが両チーム最多の13リバウンドを記録。

 チーム全体で3ポイント成功率28.2%(11/39)とサンダーの好守に苦戦し、ベンチメンバーが軒並み不調に陥るなど、決してデュラントの“ミス”だけが原因で敗れたわけではない。それでも敗因に自らのミスを挙げたことは、デュラントがリーダーとして、今季のチーム背負って立つ決意の裏返しと言えるだろう。 サンダー時代の2012年に初めて出場したファイナルでマイアミ・ヒートに敗退したデュラントは、その後移籍したゴールデンステイト・ウォリアーズで2017、18年に2連覇を達成。

 ステフィン・カリー、ドレイモンド・グリーン、クレイ・トンプソン(現ダラス・マーベリックス)との“ビッグ4”を擁するスーパーチームでメインスコアラーとなり、2年連続でファイナルMVPに輝いた。

 ただ、2019年夏のウォリアーズ退団後はブルックリン・ネッツとフェニックス・サンズでもプレーオフに進出するも、カンファレンス・セミファイナルを突破できていない。

 そんなデュラントは、22日に公開された米メディア『Sports Illustrated』のインタビューに出演。2000年から02年にかけて3連覇を成し遂げたロサンゼルス・レイカーズで、シャキール・オニール(シャック)が3年連続でファイナルMVPに輝き、コビー・ブライアントが選ばれなかったことを引き合いに出し、自身の立ち位置を話した。

「もし俺がウォリアーズの一員として、シャック時代のコビーみたいにファイナルMVPになれず、1試合平均30点を記録したり、7~8アシスト、あるいは40得点して大事なショットを決めたりする瞬間がなかったら...。俺はそのレベルで証明する必要があると思う」
  もっとも、デュラントは2017年のファイナルでシリーズ平均35.2点、8.2リバウンド、5.4アシスト、1.60ブロック、翌18年のファイナルでも同28.8点、10.8リバウンド、7.5アシスト、2.25ブロックをマーク。スタッツだけでなく、優勝を決定づける3ポイントも沈めるなど、勝負所でも強烈なインパクトを残した。

 そのため、現在のデュラントに必要以上のプレッシャーはないようだ。

「俺はあのレベルですべて経験してきた。だからステフをシャックのように、あるいは自分をコビーみたいに見ることはなかったね。俺たちはただ、自分たちだけの新しい存在だと感じていたのさ。

 彼はあのレベルでプレーできることを証明し、俺もそのことを証明した。俺がゴールデンステイトで過ごした時間はそう見られるべきなんだ。もう気にしちゃいない。俺はその時間が変わることを望んじゃいない。(疑問を投げかける人たちへ)俺としてはその価値を理解し、次へと進んでほしいね」

 黒星発進のロケッツは、24日(日本時間25日)にデトロイト・ピストンズ、27日(同28日)にネッツとのホーム2連戦が組まれている。以降は6試合中5試合でアウェーゲームが続くだけに、本拠地トヨタ・センターで今季初勝利を飾り、白星先行でシーズンを進めていきたいところだ。

文●秋山裕之(フリーライター)

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配信元: THE DIGEST

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