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【時代を超越した”神コラボ”】スニーカーカルチャーの新たな伝説となるアシックス「GEL-KAYANO 12.1」をエディターが試し履きレビュー

【時代を超越した”神コラボ”】スニーカーカルチャーの新たな伝説となるアシックス「GEL-KAYANO 12.1」をエディターが試し履きレビュー

ASICS SportStyle GEL-KAYANO 12.1 "UP THERE"

【時代を超越した”神コラボ”】スニーカーカルチャーの新たな伝説となるアシックス「GEL-KAYANO 12.1」をエディターが試し履きレビューの画像一覧

スニーカーカルチャーの最前線を走るニューヨーク発のライフスタイルブランド「KITH(キス)」。その創業者であるロニー・ファイグ氏と、アシックスとの盤石なパートナーシップから誕生した「GEL-KAYANO 12.1(ゲルカヤノ 12.1)」。

このモデルは、単なる復刻ではありません。過去の栄光をリスペクトしつつ、現代のストリートファッションの美学とランニングシューズの持つ優れた機能性を、かつてない高次元で融合させた、まさに“独自の進化”を遂げたシルエットなのです。伝説的な「GEL-KAYANO」シリーズの生みの親である榧野俊一氏が2006年に世に送り出したシリーズ12代目のアッパーデザインと、長距離ランナーのために最高のパフォーマンスを追求して設計された2015年の名機「GEL-NIMBUS 17(ゲルニンバス 17)」のツーリング(ソール部分)を組み合わせるという、異例かつ大胆なリモデルが施されています。

過去の傑作と傑作が時を超えて出会い、現代に求められるスタイルと履き心地を兼ね備えた、特別な一足です。

試し履きしたのは【ASICS SportStyle/GEL-KAYANO 12.1 "UP THERE"】

ASICS SportStyle GEL-KAYANO 12.1 "UP THERE"

ASICS SportStyle GEL-KAYANO 12.1 "UP THERE"

ASICS SportStyle
GEL-KAYANO 12.1 "UP THERE"
¥30,800(税込)

さらにこのスペシャルなシューズを、ただの「GEL-KAYANO 12.1」で終わらせないのが、オーストラリア・メルボルンを拠点とする世界的なスニーカーブティック、「UP THERE(アップゼア)」。

彼らとの強力なタッグは今回で第4弾となり、このコラボレーションは、日本の美しい言葉である「懐かしい(なつかしい)」という感情から深いインスピレーションを得て開発されました。

彼らは、ブランドの過去のアーカイブ素材、長く愛されてきたシグネチャーカラー、そして個人的な「思い出の品々」といったノスタルジックな要素を丁寧に参照しながら、このモデルを再構築しました。

ここに注目!気になるディテール

ASICS SportStyle GEL-KAYANO 12.1 "UP THERE"ベースとなるのは、2006年の「GEL-KAYANO 12」が持つ洗練されたデザインですが、そこに過去の名作からの特別なディテールが加えられています。

例えば、アッパーの一部には、2014年の「GEL-KAYANO 20」で採用されていたメッシュ素材を使用しています。これは、通気性という機能的な要素だけでなく、当時のデザインの質感や雰囲気を再現するための、細部にわたるこだわりです。

さらに、足首周りのライニング(裏地)には、高いフィット感で知られる「GEL-KINSEI 4(ゲルキンセイ 4)」の素材を採用。これにより、足を入れた瞬間に包み込まれるような快適な感触を実現しています。細かな素材の参照と再構築によって、「UP THERE」が表現したかった、あの頃の温かみと、現代の最高峰の快適性が見事に融合しているのです。

ASICS SportStyle GEL-KAYANO 12.1 "UP THERE"このモデルの心臓部とも言えるソールには、長距離ランニングのために最高のクッショニングを追求した「GEL-NIMBUS 17」のものを採用。このソールは、ランナーが何百キロも快適に走破できるように設計された、まさにハイパフォーマンスの結晶です。

衝撃吸収性に優れたGELテクノロジーと、軽量で反発性の高いミッドソール素材の組み合わせが、街中での一歩一歩を驚くほど軽快で快適なものにしてくれます。この強力なランニングテクノロジーを、ファッション性の高い「GEL-KAYANO 12」のアッパーと融合させたことで、見た目の美しさと、一日中履いていても疲れない実用性を両立させました。

ASICS SportStyle GEL-KAYANO 12.1 "UP THERE"カラーパレットや素材の選定においても、「懐かしい」というテーマが深く反映されています。このコラボレーションのために選ばれたカラーは、過去のアシックスタイガー(現在のASICS SportStyle)のアーカイブからインスピレーションを得ており、どこかレトロでありながらも、今のファッションに馴染む絶妙な色合いに仕上がっています。素材の組み合わせも、ただ目新しいだけでなく、長く愛用することでさらに味わいが増すような、ヴィンテージ感のある質感を選んでいます。

ニューヨーク、メルボルン、そして日本の「懐かしい」という感情が交差して生まれた、まさにグローバルな傑作「GEL-KAYANO 12.1」。UP THEREの情熱、そしてアシックスが誇る最高のテクノロジーが結集したこの一足は、スニーカーコレクションに欠かせない「マスターピース」となり得ます!

ミタスニーカーズ 公式WEBサイト

文・撮影/本間新

配信元: MonoMaxWEB

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