
10月22日、BIGHIT MUSIC所属の5人組ボーイグループ・TOMORROW X TOGETHERが、日本3rdアルバム『Starkissed』をリリースした。
同日、都内で開催された発売記念メディアショーケースでは、メンバーが日本オリジナル新曲を初披露。トークセッションでは最新作に込めた想いや制作秘話を語り、会場を熱気で包み込んだ。
■黒一色の衣装で登場、“Uprise”を象徴する圧巻のステージ
平均身長180cmを超えるボーイズグループ・TOMORROW X TOGETHERの5人――SOOBIN、YEONJUN、BEOMGYU、TAEHYUN、HUENINGKAIが、黒の衣装に身を包み堂々と登場。約1年ぶりとなる日本でのショーケースに多くのメディアが集まり、彼らの登場に会場は一気に沸き立った。
この日、彼らは日本3rdアルバム『Starkissed』に込めた想いを語りながら、「Where Do You Go?」「Beautiful Strangers [Japanese Ver.]」「星の詩 [Japanese Ver.]」、そしてタイトル曲「Can’t Stop」まで計4曲を披露。圧巻のライブパフォーマンスで観客を魅了した。
さらにステージでは、『TOMORROW X TOGETHER WORLD TOUR <ACT : TOMORROW> IN JAPAN』の東京・大阪公演追加開催、そしてグループ初となる〈5大ドームツアー〉の開催がサプライズ発表され、歓声と拍手が鳴り止まなかった。
■“現実に立ち向かう”少年たちの物語 HYDE提供曲を含む全12曲収録
『Starkissed』は約2年ぶりとなる日本フルアルバムで、日本オリジナルの新曲3曲を含む全12曲を収録。タイトル曲「Can’t Stop」をはじめ、「Where Do You Go?」、そしてL’Arc〜en〜CielのHYDEが楽曲提供した「SSS(Sending Secret Signals)」など、話題性に富んだラインナップとなっている。
本作のコンセプト「Uprise」では、“幸せだった安全地帯を離れ、自らの力で立ち上がる”というテーマが描かれており、白を基調とした前作「Alight」に対し、黒を纏った彼らの姿は、成熟と覚悟を象徴していた。

■「Can’t Stop」MVは公開直後から大反響
ラストを飾った「Can’t Stop」は、強烈なシンセサウンドとリズムが印象的なエレクトロファンクジャンルの楽曲。
“君の名前を呼び続ける”というフレーズには、「僕の名前を呼んで」から続くTOMORROW X TOGETHERらしいメッセージの進化が込められている。“君の名前を呼んだ瞬間に生まれる力で、君とともに世界を救いたい”という願いを、力強いボーカルとパフォーマンスで表現した。
YouTubeでは公開から数日で1,600万回再生を突破(※10月22日時点)。ショーケースのステージでもダイナミックかつしなやかなダンスで観客を圧倒し、寒さと雨を忘れさせるほどの熱気を生み出した。
■飾らないトークに会場が笑顔に自然体で魅せた5人の姿
トークコーナーでは、ステージ上のクールな姿とは一転して、笑いの絶えないやり取りで会場を和ませた。自然体で親しみやすい5人のトークに、観客からはたびたび笑い声が上がる。
最初に披露した「Where Do You Go?」について、HUENINGKAIは「アップテンポでアニメのテーマソングのような雰囲気があって、聴いていて胸がいっぱいになるエモーショナルな曲」とコメント。
TAEHYUNも「希望に満ちていて、“君はできる”というポジティブな応援メッセージが込められています」と語った。
SOOBINは「『Starkissed』には“強く輝く星を長い間見上げた少年たち”という意味があります。オリジナル曲が3曲も入っているので、ぜひ聴いてください」と作品への思いを伝え、YEONJUNは「『Can’t Stop』は僕たちらしく、君の名前を呼び続けるというテーマの曲です」と語った。
BEOMGYUも「HYDEさんが提供してくれた『SSS』はドキドキするような危うさが魅力」と紹介し、会場をさらに沸かせた。ショーケースの最後には、悪天候の中駆けつけたファン“MOA”に向け、メンバー一人ひとりが感謝の言葉を伝えた。

