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【新日本】ブチ切れ田口に聖地沸騰も…DOUKI&SHOが無法連勝で優勝確信 「もう結果は見えてる」

【新日本】ブチ切れ田口に聖地沸騰も…DOUKI&SHOが無法連勝で優勝確信 「もう結果は見えてる」

『SUPER Jr.TAG LEAGUE 2025』東京・後楽園ホール(2025年10月24日)
Aブロック公式戦 ○DOUKI&SHOvsドラゴン・ダイヤ&田口隆祐×

 ブチ切れた田口がシリアスモードで奮闘し、後楽園ホールを沸騰させたものの、最後はDOUKI&SHOが無法勝利を挙げて、ジュニアタッグリーグ開幕2連勝。DOUKIは「最強を決めるトーナメント、もう結果は見えてる」と豪語した。

 IWGPジュニアタッグ王者として今回のリーグ戦に臨んだDOUKI&SHOは、前夜の開幕戦でジェイコブ・オースティン・ヤング&テンプラリオ組に完勝して、好スタートを切った。2戦目の相手は黒星発進となった田口&ダイヤの越境コンビ。それでもタッグ名を“ファンキー・カラッツ"と命名してリーグ戦初勝利を狙っており、王者組としても一筋縄ではいかない相手だった。

 試合前、SHOはマイクを持つと、「笑わせんなよ。どう考えてもお前ら俺たちに勝ち目ねえじゃねえか。それによ、今日ここに来ているお前らもどうせ田舎もんのクソガキどもだろうが。おい、ガキは寝る時間だ。帰らせてやる」と主張。ブーイングの中で「だからよ、今日はもう俺らの不戦勝でいいんじゃねえか。そういうことだよ。俺たちに勝ち点よこせ」と要求した。田口が「ニホンゴ、ワカラナイ」と片言の日本語で応戦すると、怒った王者コンビが襲いかかって、試合はスタートした。

 場外戦になだれ込むが、田口がDOUKIとSHOを同士討ちに追い込むと、そこにダイヤがノータッチトペコンヒーロを敢行。一気に流れを掴む。ダイヤがDOUKIをカンパーナで捕らえると、田口が突き出した尻に顔面から連続して叩きつけた。

 だが、王者コンビは田口の股間に集中攻撃を浴びせて反撃。鉄柱や仕切る鉄板で股間を痛打していく。動きが一気に鈍った田口を2人がかりで股裂きに捕獲。DOUKIが鉄パイプで腹部を痛打すると、腹部攻めにシフトして、田口を蹂りんした。

 田口が意地のヒップアタックで形成打開に成功すると、あとを受けたダイヤがスピードで王者組を翻ろう。息を吹き返した田口もランニングヒップアタックを乱れ打ち、三角飛び式プランチャも披露した。DOUKIにダイヤとのサンドイッチ攻撃を決めると、オーマイ&ガーアンクルに捕獲する。SHOがイス攻撃で介入すると、一転してDOUKIのイタリアンストレッチNo.32に捕まってしまうが、ロープに逃れて勝利への執念をあらわにした。

 そんな田口をDOUKIが「どうした、お笑いレスラー。笑わせてみろよ」とこき下ろし、頭を叩いて挑発。これに田口が突然、ブチ切れた。険しい表情のままムクリと立ち上がると、王者組に喧嘩腰の掌底を猛連打。顔面を執ように踏みつけると、場内は大「田口」コール一色に。オーマイ&ガーアンクルで絞めに絞めると、どどんスズスロンを挟み、再捕獲してDOUKIを追い詰めた。

 ダイヤもSHOを場外に分断して好フォロー。SHOがDOUKIに鉄パイプを渡そうしても身を挺して防ぎ、逆に奪い取った。だが、鉄パイプを持ったダイヤに海野レフェリーが目を取られているスキに、SHOが場外からの鉄板攻撃で田口を一撃。不意を突かれてよろめく田口をDOUKIが丸め込み、無法ファイトでDOUKIが勝利をもぎ取った。

 田口が大歓声を何度も巻き起こしてDOUKIをあと一歩まで追い詰めたものの、最後の最後で暗転。悪らつファイトでDOUKI&SHOが2勝目を手にした。

 マイクを持ったSHOは「だから言っただろうが。このリーグ戦もやる意味あんのか? 見ての通り、俺たちはもう敵はいねえんだよ。残りのヤツらも無駄な抵抗を止めて、大人しく勝ち点をよこせ。クソッタレどもが。そういうことだ」と吐き捨てると、ブーイングの中でリングをあとに。

 バックステージではDOUKIも「見ての通りだ。楽勝だよ、楽勝。田口&ダイヤ組なんてな、そんなタッグ、俺らにしたら楽勝なんだよ」と豪語。「最強を決めるトーナメント、もう結果は見えてる」と早くも優勝を確信した。

 翌日の熊谷大会では高橋ヒロム&外道との公式戦を控えるが、2人は眼中になし。DOUKIは「なんだ? 話題を作りたかったのか? そんなタッグでな、最強の王者である俺たちの前に立っていいと思うか」と通告すると、SHOも「明日の連中、敵の敵は味方ってか? 俺たちが強すぎるからそうしたんだろうが。俺たちが倒せねえからってよ、自分たちで。格が違うんじゃ、オラ」とこき下ろした。


【試合後のDOUKI&SHO】

▼DOUKI「見ての通りだ。オイ、楽勝だよ、楽勝! 田口&ダイヤ組なんてな、そんなタッグ、俺らからしたら楽勝なんだよ! なぁ? SHO」

▼SHO「そういうことじゃ。ワシらの敵じゃねぇんや! だから言ったやろうが、オイ! 最初からよ、大人しく俺たちに勝ち点よこしときゃよ、ケガもせず済んだんやねぇんか? オイ。残りのヤツらも一緒じゃ、このヤロー! 格が違うんじゃ、オラ!」

▼DOUKI「グハハハハ、そうだな。明日も公式戦だ。明日もよ、今日と一緒だよ。オイ、高橋ヒロム&外道組。なんだ、話題作りたかったのか? オイ、そんなタッグでな、最強の王者である俺たちの前に立っていいと思うか? 俺たちはよ、全てを持ってる最強のチャンピオンだ。なぁ、SHO!」

▼SHO「そういうことや」

▼DOUKI「これがどういうことだか分かるか?」

▼SHO「格が違うんじゃ、オラ、オイ! お前ら、敵の敵は味方ってか、オラ! 俺たちが強すぎるからそうしたんだろうが、オラ! 敵同士組みやがって。俺たちを倒せねぇからってよ、自分たちでオラ! そういうことや。格が違うんじゃ、オラ!」

▼DOUKI「最強を決めるトーナメント、結果はよ、もう見えてるんだ」

▼SHO「もう敵おらんぞ、オラ! そういうことや、オラ! 格が違うんじゃ!」


【試合後の田口&ダイヤ】

▼田口「(※頭を冷やしながら現れて)頭痛い、頭……。イテェ……。ダイちゃん、お願いします」

▼ダイヤ「卑怯すぎますって。あんな、最後だって鉄板使って無理やり3カウント獲っただけで、あれがなければ絶対ギブアップしてたでしょ? 俺ら勝ってましたよ」

▼田口「……勝ってた……」

▼ダイヤ「あれさえなければ……。すいません、上手くアシストできず」

▼田口「いや、2敗か。でも、あと3勝すれば……」

▼ダイヤ「はい、まだ希望はあるんですよね?」

▼田口「『SUPER Jr.』も混戦になったし、まだまだ3勝あればチャンスはあるでしょ」

▼ダイヤ「残りの3試合全部勝ちましょう。次は明日、クラーク・コナーズと永井選手。鷹木さんのYouTube観ましたか?」

▼田口「いや」

▼ダイヤ「永井選手、あの人、片手で90キロのダンベルをワンハンドロウしてました。バケモノですよ」

▼田口「確かにバケモノかもしれない……あの身体で90キロ……」

▼ダイヤ「本当に初対決なんで未知過ぎて」

▼田口「ダイちゃん、どれぐらいいけるの?」

▼ダイヤ「ワンハンドロウですか? 無限大です(笑)」

▼田口「無限大でしょう。計れないでしょう。俺だってそう。俺なんかワンハンドロウ、ダンベルを69キロいけるからね」

▼ダイヤ「つ…強い!」

▼田口「69キロいくんだよ。永井が90キロ? そんなの関係ねぇ。無限大と69キロ、どっちが凄いって言ったら……90キロ」

▼ダイヤ「90キロですね(笑)」

▼田口「90キロだな、永井」

▼ダイヤ「数字では負けました」

▼田口「(※引き上げながら)90キロ、永井。クラークも強そうだな」

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