第3位:つや姫
第3位は、得票率8.8%の「つや姫」でした。山形県で誕生したつや姫は、「東北164号」と「山形70号」をかけ合わせた品種です。
甘み・うまみ・うまみコクの測定値が高いほか、全体的なバランスに優れていて、うまみアミノ酸も非常に多いため、食味官能試験では毎年最高ランクの「特A」を獲得しています。炊き上がったときの美しさや、栽培のしやすさに恵まれているところもポイントです。
第2位:あきたこまち
第2位は、得票率15%の「あきたこまち」でした。1984年に「コシヒカリ」と「奥羽292号」の交配により誕生した品種。「あきたこまち」という名前は、秋田県出身の歌人・小野小町にちなんでいます。
東北から九州でさかんに生産されている品種で、中でも秋田県産のあきたこまちは弾力性と粘りがあり美しい見た目が特徴。コシヒカリの良い部分を引き継ぎ、うま味や香り、食感のバランスに優れた品種です。

