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春季“主役不在”の菊花賞はクラシック好走組vs新興勢力の争いか 能力に底見せない“ドゥラメンテ産駒”を本命視

春季“主役不在”の菊花賞はクラシック好走組vs新興勢力の争いか 能力に底見せない“ドゥラメンテ産駒”を本命視

10月26日、牡馬3歳クラシック三冠の最終戦となる菊花賞(GⅠ、京都・芝3000m)が行なわれる。

 今年の菊花賞は、日本ダービー(GⅠ)を制したクロワデュノール(栗東・斉藤崇史厩舎)が凱旋門賞(仏G1)へ出走したため、また皐月賞(GⅠ)制覇のミュージアムマイル(栗東・高柳大輔厩舎)は秋の天皇賞(GⅠ)出走のため、いずれもここを回避。春季の二冠馬が不在の三冠目となった。よって、今年はクラシック好走組と新興勢力の対決という構図になる。

 各馬の力量はもちろんだが、今週末は天候も気にしなければならない。京都の天気予報は土曜が晴れ時々曇り、日曜はずっと降雨で降水確率は午前0~6時が10%、6~18時が50%と予想されている。雨が降ることは間違いないだろうが、その量や時間には見えない部分が多く、ここでは稍重を前提として各馬の適性を見ていきたい。
  人気上位が予想されるのは、日本ダービー5着のエリキング(栗東・中内田充正厩舎)、同3着のショウヘイ(栗東・友道康夫厩舎)、青葉賞(GⅡ)勝ちのエネルジコ(美浦・高柳瑞樹厩舎)の3頭だ。まずは実績上位について検討していきたい。

 注目のエリキングは、秋の始動戦となった神戸新聞杯(GⅡ)を上り3ハロン32秒3という鬼脚で7番手から一気に前をのみ込んで快勝。昨秋はデビュー3連勝で京都2歳ステークス(GⅢ)を制したものの、その後、右第一指骨の剥離骨折を発症。今春はその治療・放牧明けで皐月賞(GⅠ)が11着、日本ダービーが5着と苦杯を舐めたが、ここにきていよいよ本来の能力が発揮できる態勢が整ったようだ。

 ただし、いくつかの懸念点はある。ひとつは500㎏を超える大型馬で、逞しい体形はステイヤーのそれとは印象を異にする点。もうひとつ気になるのは、神戸新聞杯で見せたように、3000mの長丁場を走るには末脚が切れすぎる点だ。距離延長への適性が未知数なのは他馬も同じだが、本馬に関しては2000~2400mがベストと受け取れるため、ここでは「押さえ」の評価としたい。 ショウヘイは京都新聞杯(GⅡ)を圧勝して臨んだ日本ダービーで先行して、3着に粘り切った。決め手には欠けるものの、スピードの持続力に長けたタイプで、ステイヤーとしての資質は十分だ。神戸新聞杯でもエリキングの爆発的な末脚には屈したが、先行して終いもしぶとく伸び、2着に踏ん張り切ったのは立派。GⅠ級の中長距離馬を続々と輩出する友道厩舎が手塩にかけた馬だけに軽視はできない。ここでは3番手にピックアップする。

 エネルジコはデビューから3連勝で青葉賞を制覇。しかしダメージの回復に手間取ったため、コンディションが整わずに日本ダービーは回避して休養に入った。復帰戦は新潟記念(GⅢ)を選択すると、前走比プラス12㎏と余裕残しの馬体で古馬を相手に2着し、あらためてポテンシャルの高さを示した。

 父は万能型のドゥラメンテで、スピードとスタミナを併せ持つタイプ。距離延長に不安はなく、470㎏程度と大き過ぎず伸びのある馬体にも好感が持てる。今回は早めに栗東トレセンへ入って、じっくりと調整し、最終追い切りで迫力のある動きを見せた。まだ能力の底を見せておらず、伸びしろの大きさも魅力。迷うことなく「本命」に指名する。

 前記3頭に割り込んでくる存在として抜てきしたいのが、セントライト記念(GⅡ)3着で出走権を掴んだレッドバンデ(美浦・大竹正博厩舎)だ。

 春の青葉賞は勝ったエネルジコからクビ+ハナ+クビと0秒1差の4着で日本ダービーへの出走権を逃したが、6月には自己条件の1勝クラスを圧勝。あらためて格上のセントライト記念に出走すると、ミュージアムマイルから0秒1差の3着に入って、トップクラスとも互角の勝負ができることをあらためて認識させた。

 大竹調教師は道悪、距離延長とも本馬にはプラスになるとのコメントを発しており、「自身の力を発揮すれば、おのずと春に頑張ってきた馬たちと対等に戦えると思っている」と自信を隠さない。血統は父がキズナ、母のフィオドラが独オークス(G1)を制した名牝という良血だ。大外の18番枠に入ってしまったが、伸び盛りの若武者、佐々木大輔騎手の思い切りのよい騎乗に期待だ。本馬もエネルジコ同様、伸びしろの大きさを加味して2番手の「対抗」として評価したい。
  以下、相手に抑えておきたい馬を4頭挙げる。キタサンブラック産駒のヤマニンブークリエ(栗東・松永幹夫厩舎)はセントライト記念で2着に差し込んで出走権を獲得した。長距離レースに強いことで知られる横山典弘騎手が連続騎乗するのは心強い。同じくキタサンブラック産駒のレクスノヴァス(栗東・上村洋行厩舎)は阿寒湖特別(2勝クラス)を2着に3馬身差を付けて圧勝。勢いは侮れない。

 レイデオロ産駒のマイユニバース(栗東・武幸四郎厩舎)は前走の九十九里特別(2勝クラス)を2着に7馬身(1秒2)差の大差で楽々と逃げ切り勝ち。最近は逃げて好成績を収めている武豊騎手に手が替わるのはプラスだろう。京都2戦2勝のライトトラック(栗東・友道康夫厩舎)は初の重賞挑戦となった神戸新聞杯をゲートで躓きながら5着に踏ん張った。あの根性が発揮できれば浮上する場面もなくはない。

文●三好達彦

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配信元: THE DIGEST

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