
コルベアは「今夜、私たちは皆ジミー・キンメルだ」と語り、放送中止の背景にある政治的圧力を「露骨な検閲」と断言。「独裁者には一歩も譲ってはならない」と警告し、ABCの対応を「政権を満足させたと思っているなら甘すぎる」と皮肉った。さらに、自身のエミー賞受賞がこの騒動でかすんだことを冗談交じりに嘆いた。
ファロンは「キンメルは誠実で愛情深い人物」と称えつつ、「何が起きているのか誰にも分からない」と困惑を示した。番組では、トランプ大統領への批判を試みると突然ナレーションが割り込み、過剰な賛辞に差し替えられるという皮肉な演出も。
マイヤーズは「ア・クローサー・ルック」のコーナーで、表現の自由に対する政権の姿勢を分析。「これは民主主義における重大な瞬間」と語り、AIによる「検閲」を装ったジョークで笑いを誘いながらも、「自由な言論の原則を守るために立ち上がるべき時だ」と真剣な口調で訴えた。
