ねとらぼでは、アンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと、九州沖縄地方在住の人を対象に「買ってきてほしい熊本土産はどれ?」というテーマでアンケートを実施しました。
「火の国」「水の国」として知られる熊本県。世界有数のカルデラを誇る阿蘇や、阿蘇山の噴火によって県内1000カ所以上に点在する湧水など、豊かな自然が魅力です。また、そうした環境が生み出した多彩な食文化も熊本県を語るうえで欠かせません。では、九州沖縄地方在住の方が、「買ってきてほしい熊本土産」として支持したのは何だったのでしょうか。さっそく見ていきましょう!
第2位:阿蘇ジャージー牛乳ドーナツ棒(フジバンビ)
第2位は、フジバンビから発売されている「阿蘇ジャージー牛乳ドーナツ棒」で、得票率は14.5%でした。
1948年に兵庫県姫路市で創業された「フジバンビ」。「日本生まれのドーナツ」として開発された「黒糖ドーナツ棒」の開発・販売を開始した1986年に熊本市へ移転し、現在に至っています。「阿蘇ジャージー牛乳ドーナツ棒」には、阿蘇郡小国町で生産された小国ジャージー牛乳を使用。濃厚な味わいが特徴の牛乳をたっぷりと使い、コクと甘さを味わえる一品です。牛乳の他にも国内産小麦粉を100%使用し、安全でおいしいお菓子づくりに努めています。また、賞味期限が90日と比較的長く、常温での保存が可能なことから、お土産品として気軽に購入できる商品といえるでしょう。
第1位:いきなり団子
第1位は「いきなり団子」で、得票率は15.4%でした。
農林水産省が選定する「うちの郷土料理~次世代に伝えたい大切な味~」に、熊本県の郷土料理としてラインアップされている「いきなり団子」。輪切りにしたサツマイモを小麦粉の生地で包んで蒸したもので、もともとは農家などの家庭でサツマイモの収穫期に農作業の合間に食べるおやつとして作られていました。「いきなり」は、熊本弁で「簡単・手早く・すぐに」という意味で、簡単に作ることができて急な来客にもすぐに出せるということも名前の由来とされています。現在では専門店や和菓子店などでも売られ、県内在住の人も日常的に食べている「いきなり団子」。サツマイモだけでなく、クリやクルミを使った商品も登場しています。

