悪夢の大量失点だ。
現地10月24日、ロサンゼルス・ドジャースはトロント・ブルージェイズとのワールドシリーズ第1戦に臨み、5回まで2対2の同点だったが、6回にブルージェイズ打線が満塁弾を含む2本塁打など1イニング9得点。ドジャースは大量失点を喫した。
ドジャースは先発のブレイク・スネルが無死満塁のピンチを招いて降板。2番手のエメット・シーハン、3番手のアンソニー・バンダがブルージェイズ打線を止めることができず、ロバーツ監督は厳しい表情を浮かべた。
序盤から苦しくも粘り強い投球を続けていたスネルだったが6回、先頭のボー・ビシェットを四球で出塁させると、続くアレハンドロ・カークには右前打。4回に同点2ランを浴びたドールトン・バーショにはフルカウントから死球を与えてしまい、敵地から大ブーイングを浴びた。異様な雰囲気のなか、ロバーツ監督がベンチを出て交代を告げる。
2番手に送ったシーハンだったが、無死満塁という絶体絶命のピンチでアーニー・クレメントに対し、外角のスライダーを捉えられ勝ち越しの適時打を浴びた。
このあとシーハンは押し出し四球、右前適時打を浴び、一気に3点のリードを奪われる。1番のジョージ・スプリンガーを遊ゴロに打ち取り本塁封殺にして、ようやく1アウトを奪い、代打に左打者のアディソン・バーガーが告げられたところでロバーツ監督は左腕のバンダを投入。しかし、左腕は右中間へ痛恨のグランドスラムを被弾した。
バンダはこのあとブラジーミル・ゲレーロJr.に中安打を浴びると、カークにもダメ押しの2ランを献上。ドジャースは二桁失点を喫してしまった。
試合は7回表に大谷が意地の2ランホームランを放ち、4対11とドジャースが7点のビハインドを追っている。
構成●THE DIGEST編集部
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