●日本基準で開発
ハイセンスジャパンは、このほどドラム式洗濯乾燥機の新製品「HWF-D120XL-W(D120XL)」を発売した。新製品は日本の消費者ニーズをリサーチして、そのニーズに合致した機能を搭載しているという。同社では今年からエアコン、冷蔵庫、洗濯機と生活に密着したカテゴリの新製品を続々と市場投入しており、今回の新製品は同社が日本で発売する初のドラム式洗濯乾燥機だ。
D120XLは、本体寸法と設置性だが、本体のサイズは幅598mm×奥行630mm×高さ1007mmで、洗濯容量は12kg。洗濯容量が同じクラスの製品の中ではトップクラスのコンパクトさという。
●回復の兆しが見えてきた
しばらく大幅な販売減に苦しんでいた有機ELテレビに、明るい兆しが見えてきた。この9月、販売台数前年比が92.1%まで回復してきたからだ。販売金額こそ82.0%と依然2桁減だが、しばらく続いた大幅減に比べればかなり改善している。販売台数は23年11月に102.0%を記録して以降、ずっと前年比減が継続。特に昨年9月以降の縮小が激しく、前年比で5割近く減小する月も散見された。足元でも、この7月は台数前年比で55.3%とほぼ半減。しかし8月は79.4%でマイナス幅が縮小。有機ELテレビの販売減は一旦底を打ったように見える。
使い勝手や軽快な操作感、オンラインコンテンツの扱いやすさなどのメリットの方がわかりやすく、消費者に「刺さる」。これからのテレビの差別化要因は、画質から「機能」にシフトすることになるだろう。(BCN・道越一郎)

