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ジョナサンのミカンパフェがミカンまみれでヤバいぞ! 脳筋みかんなパワー系パフェと、テクニカルな大福の満足度はガチだ!!

ジョナサンのミカンパフェがミカンまみれでヤバいぞ! 脳筋みかんなパワー系パフェと、テクニカルな大福の満足度はガチだ!!

X(Twitter)を眺めていたら、ジョナサンの投稿が流れてきた。10月23日から新作スイーツが出ていたらしい。有田早生みかんを使ったパフェとかだ。

そういえば、ミカンのパフェというのは食べたことが無い。ジョナサンのやつは、見るからにミカンだらけで美味そうだ……! ようし、さっそく試しに行こう。

・早生みかん

ジョナサンによると、今回使われているのは、有田みかんの早生みかんだという。早生みかんは温州みかんの品種の1つで、早生みかんは和歌山県産みかんのブランドの1つだ。

だいたい11月から出荷が本格的になる。ジョナサンが大量に安定供給できそうなところを見るに、今年はもうシーズンに入っているのだろう。

メニューには糖度12度以上のものを使っていると書かれている。おやおや? 糖度ですか。

私はかねてより、安易に提示される糖度を見て “よくわかんないけど甘そう!” みたいな認識に至る人が多い現状にアンチな思想を持つ厄介な主義者なので、糖度マジックには胡麻化されない。

糖度には絞った果汁内の可溶性固形物を計測(実は糖も酸も塩もいっしょくた)するBrix法と、果物の外から近赤外線を当てて計測する近赤外分光法がある。前者はみかんが破壊されてしまうので、今回のは出荷前に後者の方法で計測したものだろう。それはけっこう正確に、果物に含まれているショ糖や、その他の成分の濃度を計測できる。

人が甘さを感じる際に重要なのは、他の味に対する甘みの強さだ。例えば、食べ物に大量に砂糖が含まれていても、それを打ち消すレベルの酢酸が含まれていたら酸っぱいだろう?

つまり重要なのは糖度ではなく、糖度を酸度で割った、糖酸比ってこと。近赤外分光法では酸の濃度も計測できるので、提供する側は糖度と糖酸比を、果物ごとに異なる好ましい糖酸比の指標と共に示し、消費者はその数値を理解できる状態が理想だと思われる。

おっと、失礼。不意に糖度という言葉が目に入ったがゆえに、単にジョナサンのパフェのレビューを見に来ただけであろう全読者に対し、求められていない情報を提供してしまった。

・パフェ

じゃあ本題に入ろう。今回登場している早生みかんスイーツは、全部で5種類か。

端的に言うと、デカいパフェと、中くらいのパフェと、ミニパフェと、サンデーと、ワルトミカンデルなるフザけた名前のヤツだな。

ジョナサンのパフェは、メニューにそれぞれの中身が書かれた親切仕様。そして、デカいパフェが全部入りなのが恒例。

つまり選択肢は1つ。デカい「季節のジョナパフェDX(早生みかん)」だ! 値段は1649円。

迫力あるな。機械猫ではなく人間が運んできたが、この構造なので当然だろう。みかんにみかんが乗っている。

めっちゃバランス頑張ってんじゃん……と思ったら、果心にプリッツみたいなのが刺さっており、落ちないようになっていた。

みかんが乗ったまま食べるのはハードルが高いので、外しておこう。アルベドが綺麗にとられている。手間かかってそう。

みかんの下は、たっぷりの生クリーム! この中にはバニラアイスが隠れている。

この生クリームの下に、コーンフレークなども仕込まれているのだが、そこにかけられているオレンジソースがテクニカルだ!

マーマレードみたいな濃厚さとかすかなビター感のあるソースで、上手いこと味変に通じる効果を、あくまで みかん味からはブレない方向で発揮している!!

みかんにオレンジを合わせるというソリューション。これは評価されるべき判断だと思う。途中でアロエも入っているが、味はみかん優勢で食感がメイン。上から下までみかんで、しかし工夫により飽きさせない。

最後まで楽しく みかんだけで腹一杯になれた。みかんを4個使っているそうなので、けっこうなボリュームなのはお分かりいただけるだろう。料理の後にデザートで~とか考えない方がいい。パフェが主食。

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